博報堂DYメディアパートナーズは、企業の福利厚生や健康経営支援を中心にサービス提供をしているベネフィット・ワンと協働し、博報堂DYグループが推進する健康経営支援プログラム「健診戦」の販売を強化していくことを発表。
従業員の健康管理を経営的視点で考え戦略的に実践する「健康経営」は、従業員の活力・生産性向上が期待でき、企業価値の向上にも繋がるとして、多くの企業で重要視されている。
こうした背景から、博報堂DYグループでは2019年に「健康経営支援プログラム」開発に向けた社内実証実験を開始した。同年9月に実施した定期健康診断でヘルスデータ(本実証実験への参加を希望する従業員個⼈単位のデータ)を取得し、自身の一年前の健康数値と比較した改善度を点数として可視化、表彰することで、従業員が楽しく参加でき、健康改善のモチベーションと健康診断結果の向上をサポートする取組みを実施した。この実験がもととなり健康経営支援プログラム「健診戦」を開発、その後の定期健康診断でも継続して取り組んできた。その結果、健康意識の低い層の巻き込みや参加者のメタボリックシンドロームへの改善効果などを実証するなど、一定の効果を創出することができた。
2022年からは、健診戦を博報堂DYグループ以外の企業にも提供していたが、今回、企業の福利厚生・健康経営支援で豊富な実績を有するベネフィット・ワンと協働することで、これまで以上に販売を強化していく。ベネフィット・ワンは、健康経営に関心を持つ会員企業に健診戦を提案し、博報堂DYメディアパートナーズは、ベネフィット・ワンより紹介を受けた企業に対し、健診戦に関するサービス導入のための窓口を務める。両社では今後、健康経営の実現をきめ細かくサポートするために、ベネフィット・ワンが持つ健診代行サービス、保健指導サービス、健康ポイントなどと組み合わせた新しいサービス開発も構想している。健診戦を普及させることにより、多くの企業や団体の健康経営の実現をサポートしていく。
博報堂DYメディアパートナーズは今後も、協力会社との連携及び博報堂DYグループ各社との協業を通じて、デジタルテクノロジーを活用したさまざまな取り組みを積極的に行っていく。