カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下「CCC」)は、ライフスタイルを軸にした顧客体験価値の提供を目指す新たな事業を開始する。あわせて、本事業の最大化を目的に、2024年10月1日付で専門部署「エクスペリエンス・デザイン本部」を新設する。
今回新設する専門部署では、CCCグループが長年培ってきたオフラインでの顧客体験創出のノウハウを活かし、企業やブランドが顧客との継続的なコミュニケーションを築くための支援をおこなう。そのためのコンテンツ企画・制作、イベント運営など、幅広いサービスを提供する。加えて、CCCグループのデータベースマーケティングの知見を最大限に活用し、企業やブランドの多様なニーズに合わせた、顧客体験価値の創出を支援する。具体的には、ターゲット層の設計、告知・集客から、イベント終了後の来場者分析に至るまで、イベントのすべてのプロセスを包括的にサポートし、付加価値の高いサービスを提供する。
CCCグループ以外の場で顧客体験価値の提供
蔦屋書店・TSUTAYAで培ったイベント企画のノウハウを活用し、CCCが運営する店舗プラットフォーム以外の場所において、イベントのプロデュース・運営支援を提供していく。これまでも大手ディベロッパーや地方自治体より、CCCグループ店舗で実施しているイベントの誘致に関する問い合わせがあり、今後はCCCグループが企画するイベントのノウハウを、より幅広い場所に展開していく。
CCCグループが運営する場での顧客体験価値の提供
CCCが運営する店舗プラットフォームを活用したプロモーションにおいて、今まで以上に顧客体験価値の高い企画のプロデュースとコンテンツ制作に取り組んでいく。店舗を活用したプロモーションでは、販売を含む商流対応、および販売にともなうデータベースマーケティングのご提案も合わせて行い、より効果的なマーケティング活動を支援していく。
今後は、オンラインイベントのプラットフォーマーやPRエージェンシー、広告代理店、出版社、IP事業社・イベント企画会社などの幅広い分野の企業との連携を強化し、各メディアとの共同イベントも積極的に展開していく。
CCCグループは、約800店舗の「TSUTAYA」、北海道から九州かけて展開する30店舗の「蔦屋書店」、また国内32店舗を展開する「シェアオフィス」の利便性と「ラウンジ」の居心地の良さを持ち合わせた空間「SHARE LOUNGE」を通じて、日本全国に豊かなライフスタイルを提案し、各地域におけるコミュニティの創出に貢献してきた。さらに、日本全国の店舗ネットワークを活用し、ワークショップやトークイベント、プレス発表会、体験型イベント、ポップアップショップなど、これまで年間10,000回以上のイベントを開催し、豊富な経験とノウハウを蓄積している。くわえて、今後はカウンターワークスと連携し、蔦屋書店やTSUTAYAをはじめとした全国100店舗において、ポップアップストアやイベントに店舗スペースを提供するとともに、企業と場所のマッチングを行う取り組みも進めていく予定。
CCCは、今回の新事業を通じて、さまざま企業の体験価値を共に創り上げる共創パートナーを目指していくとともに、日本全国のさまざまなユーザーに対して、今までにない新しい発見や心躍る体験を提供していく。