富士フイルム、「Xシリーズ」の最新モデルとしてミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-M5」発売へ

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2024/10/17 07:00

 富士フイルムは、独自の色再現技術を搭載したミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-M5」(以下、「X-M5」)を2024年11月下旬に発売する。約355gと「Xシリーズ」の現行機種において最軽量で、AIによる被写体検出AFや6.2K/30P動画撮影など多彩な機能を備え、静止画・動画の撮影に対応する。

 「Xシリーズ」の特徴である高品質な外観はそのままに、毎日持ち歩きたくなるようなコンパクトサイズ、豊富な撮影機能を備えた「X-M5」は、初めてデジタルカメラを使用する人から写真愛好家まで幅広いユーザーに最適なカメラで、撮影の楽しさをより広げる。

 「X-M5」は、裏面照射型約2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載し、高画質撮影が可能なミラーレスデジタルカメラ。写真フィルムを交換する感覚でさまざまな色調表現を楽しめる「フィルムシミュレーション」のモードを切り替えられるフィルムシミュレーションダイヤルを軍艦部天面に配置。モードダイヤルのAUTOモードとの組み合わせにより、初めてデジタルカメラを使用する人でも、同社ならではの色調豊かな画づくりを手軽に楽しめる。

 さらに、強力な電子式ブレ補正機能と高性能な内蔵マイク、6.2K/30P 4:2:2 10bitでのカメラ内SDカード記録により、快適な動画撮影をサポート。また「Vlogモード」で新たに搭載した「9:16ショート動画モード」を使えば、縦型動画も簡単に撮影できる。

1. 製品名・発売日・価格

2. 製品特徴

1)撮影を楽しみたくなる小型軽量ボディとプロダクトデザイン

  • 質量は約355g、サイズは幅約111.9mm・高さ約66.6mm・奥行約38.0mmを実現。
  • コンパクトなサイズながらも、「Xシリーズ」の特徴である高品位な外観を有している。軍艦部天面にシンメトリーに配置したダイヤルが、カメラとしての美しさを際立たせる。
  • 天面左肩にはフィルムシミュレーションダイヤルを採用。被写体やシーンに合わせて全20種類のフィルムシミュレーションモードを直感的な操作で切り替えることができ、多彩な色表現を楽しめる。
  • 天面右肩にはモードダイヤルを採用。AUTOモードではシーンに最適な撮影モードをカメラが自動的に認識するため、初めてデジタルカメラを使用する人でも高品質な静止画・動画を簡単に撮影できる。

2)高性能センサー・高速画像処理エンジンを搭載し、高画質・高性能AFを実現

  • 裏面照射型約2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。消費電力を抑えながら、高画質撮影が可能。
  • 顔・瞳AFを搭載。さらにディープラーニング技術を用いて開発した被写体検出AFの採用により、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローン(※)をAIで検出する。
  • 最新のAF予測アルゴリズムにより、動く被写体への高い追従性や、コントラストの低い環境下での高精度AFを備える。

(※)昆虫の場合は「鳥」、ドローンの場合は「飛行機」に被写体検出の設定を行うことで、昆虫やドローンをAIで検出できる。

3)6.2K/30Pの映像記録などに対応し、充実の動画撮影機能を実現

  • 6.2K/30P 4:2:2 10bitでのカメラ内SDカード記録が可能。4K/60Pや1080/240Pにも対応し、充実の動画撮影機能を備える。
  • 強力な電子式ブレ補正を搭載。細かな手ブレだけでなく、歩きながらの動画撮影などで発生する大きな揺れに対しても効果を発揮する。
  • 同社デジタルカメラとして初めて3つの内蔵マイクを搭載。全方位・フロント・バック・フロント&バックの4つから、シチュエーションに応じてマイクの指向性を選択できる。また、定常ノイズ低減機能も初めて搭載したことで、空調音など一定の周波数で鳴り続けるノイズを低減する。
  • LCDのタッチ操作で直感的に撮影条件を変更できる「Vlogモード」を搭載。アイコンの数と配置の改良により、さらに直感的な動画撮影を可能にする。また、新搭載の「9:16ショート動画モード」では、各種SNSで人気の縦型動画を簡単に撮影でき、スムーズに撮影コンテンツをシェアすることができる。
  • 動画撮影時の「メディア記録設定」で選択可能なビットレートに、新たに8Mbpsと25Mbpsを追加。スマートフォンなどの外部機器への転送時間を短くし、撮影映像をそのままSNSにアップする作業時間の短縮に寄与する。