ソニー、大口径標準ズームレンズ Gマスター「FE 28-70mm F2 GM」を発売

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2024/11/24 10:00

 ソニーは、35mmフルサイズ対応α(Alpha)Eマウントレンズとして、大口径標準ズームレンズ Gマスター「FE 28-70mm F2 GM」を発売する。

大口径標準ズームレンズ Gマスター「FE 28-70mm F2 GM」
大口径標準ズームレンズ Gマスター「FE 28-70mm F2 GM」

 本レンズは、α(Alpha)レンズで初めてズーム全域開放F値2を実現している。大口径のGマスターならではの大きなぼけ量と柔らかく滑らかなぼけ描写、画面中心から周辺部までズーム全域での高い解像力が、被写体を際立たせ、写真や映像に立体感を与える。また、最新のレンズ設計技術により、開放F値2通しのズームレンズでありながらフィルター径φ86mm、最大径φ92.9mm、長さ139.8mm、質量約918gを実現した。小型軽量な筐体と取り回しの良い重量バランスは、撮影時の利便性と機動力を高める。

 FE 28-70mm F2 GMは、美しいぼけ描写と高い解像性能を、レンズ交換することなく1本で多彩なシーンに対応できるズームレンズで実現したことで、ポートレートやウェディング、スポーツ、ドキュメンタリーなどプロフェッショナルの撮影現場や、高い描写性能を生かしたシネマのような映像表現が求められる撮影シーンにおいて、クリエイターの撮影の自由度を高め、創造力を引き出す。

「FE 28-70mm F2 GM」で撮影した作品
「FE 28-70mm F2 GM」で撮影した作品
  • 商品名:デジタル一眼カメラα Eマウント用レンズ
  • 型名:「FE 28-70mm F2 GM」 SEL2870GM
  • 発売日:2024年12月13日
  • 価格:オープン価格

おもな特徴

  • 超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズ3枚、スーパーEDガラス3枚とEDガラス1枚を含むエレメントの効果的な配置や、フローティングフォーカス機構の搭載により、色収差など諸収差を抑制することで、ズーム・フォーカス全域で画面周辺まで高い解像性能を実現。
  • レンズ全面に均一な薄膜を施すソニー独自の「ナノARコーティングII」により、逆光時でもゴーストやフレアを大幅に抑制し、クリアで抜けの良い描写が可能。
  • 11枚羽根の円形絞りや、設計および製造工程における球面収差の最適化、XAレンズの高い面精度管理などにより、Gマスターならではの美しくやわらかなぼけ描写を実現。
  • 本レンズに最適化された4基のXD(extreme dynamic)リニアモーターとフローティングフォーカス機構の搭載、最新の制御アルゴリズムにより、高い応答性と静寂な駆動を実現。フルサイズミラーレス一眼カメラ「α9 III」の最高約120コマ/秒のAF/AE追随高速連写にも対応(※1)。精緻なフォーカス合わせが求められる4K120p/FHD240p(※2)のハイフレームレート動画撮影時もスムーズに追随。
  • 最新のレンズ設計技術により、フィルター径φ86mm、最大径φ92.9mm、長さ139.8mm、質量約918gの小型軽量な筐体と取り回しの良い重量バランスを実現。
  • フォーカス中の画角変動(フォーカスブリージング)を抑制し、高品位な映像表現が可能。
  • αシリーズのカメラの「ブリージング補正機能」(※3)にも対応。
  • αシリーズカメラの手ブレ補正「アクティブモード」(※4)に対応し、動画撮影時に高い手ブレ補正効果を実現。
  • マニュアルフォーカス時の繊細なリング操作にレスポンスよく反応するリニアレスポンスMF対応のフォーカスリング、ズームリングの回転の重さを調整できるズームリング、クリックの有無を切り替えできる絞りリング、カスタマイズ可能なふたつのフォーカスホールドボタンなど使い勝手にこだわった機能を搭載。
  • レンズフードには、円偏光フィルターやNDフィルター装着時に操作がしやすいよう、フィルター操作窓を搭載。
  • 防塵防滴に配慮した設計(※5)、レンズ最前面への汚れが付きにくいフッ素コーティング。

※2:ソニー測定条件。撮影条件によっては連続撮影の速度が遅くなる。フォーカスモードがAF-Cのときは、装着するレンズによって連続撮影の速度が異なる。 

※3:使用するカメラによって異なる。

※4:静止画モードでの撮影時に本機能は使用できない。本機能を[入]にすると画角と画質がわずかに変化する。本機能を[入]にしても、レンズによっては、補正しきれない場合がある。

※5:対応カメラボディ使用時。アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなる。

※6:防塵防滴に配慮した構造となっているが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではない。