ライカカメラ社(以下ライカ)は、ライカの写真がiPhoneでも楽しめるカメラアプリ「Leica LUX」の最新版「Ver.1.1」および「Ver.1.2」をリリースする。この最新版には、モバイルフォトグラファーのクリエイティブな可能性をさらに広げる優れた新機能を搭載し、圧倒的な高画質とアーティスティックな表現を実現できるライカならではの写真の世界をより楽しめるようになった。
アップデートの主な新機能
撮影後でも画像の仕上がりと「Leica Look」の変更が可能
撮影後にレンズの種類や絞り値、ピント位置、「Leica Look」が変更できるようになった。画角や仕上がりの雰囲気だけでなく、前景と背景の距離感を調整することで、写真の印象を自在にコントロールできる。
新しいレンズ種類の追加
「Summilux 90mm」(3倍望遠カメラ対応)と「Summilux 120mm」(5倍望遠カメラ対応)を新たに追加。望遠領域でライカ特有の描写を再現可能になった。
新たな「Leica Look」の提供
新たな「Leica Look」として、「Leica Chrome」と「Leica Brass」を追加。タイムレスなフィルムカメラ風の表現が実現した。
「Leica Look」の調節スライダー追加
「Leica Look」効果の強弱を0から100まで細かく調節できるスライダーを搭載。より自由な写真仕上げが可能となった。
ロック画面のウィジェット機能を追加
iPhoneのロック画面から直接アプリを起動、好みのレンズに素早くアクセスできる機能を追加。撮影までのスピードが向上した。
ライカは2023年にモバイルフォトグラフィー関連製品を手がけるノルウェーのスタートアップ企業のフィヨルデン・エレクトラ社を買収し、モバイル事業を拡大している。共同開発による成果として今年誕生したのが、iPhone専用アプリ「Leica LUX」。「Leica LUX」は、ライカのレンズで撮影したかのような秀逸な描写とプロレベルの写真表現を世界中のiPhoneユーザーが実現できるようになるアプリ。