電通と電通PRC、企業の新たな価値創造に貢献する事業ユニット「PR×CR UNIT」を始動

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2025/01/22 12:00

 電通と電通PRコンサルティング(以下、電通PRC)は、社会的視点やPR視点に立ったクリエイティブ(CR)開発で企業の新たな価値創造に貢献する事業ユニット「PR×CR UNIT」を始動する。同UNITは、PR視点を生かしたクリエイティブ開発に数多くの実績を持つクリエイティブディレクターやコピーライター、アートディレクター、PRプランナーなど約40人の多彩なメンバーで構成している。

 情報過多な現代において、ブランドのつくりかたや情報の伝えかたなど、企業のコミュニケーションはより複雑化・高度化し、単にメッセージやパーパスを発信するだけでは人の心を動かすことが難しくなってきている。とくに企業の経営層やマーケティング部門においては、社会的視点やニーズ、ローンチ後のインパクトや話題、パブリックな反応・影響力などを事前にイメージし、具体的なサービスやアクション、アイデアなどをつくる「ファクト(事実)づくり」に注力する傾向が強まっている。

 こうした状況をふまえ、「PR×CR UNIT」は、社会的視点やメディア視点などを的確に捉えてインパクトを生み出す「PR」の技術と、人の心を動かすモノ・コトを実際につくり出す「クリエイティブ(CR)」の力の掛け合わせることで、企業のマーケティング活動における「ファクトづくり」と、さらに付加価値をつけていく「ファクト磨き」を支援する。

 具体的には、製品やサービスの企画段階からPR視点を重視し、その概念や技術などに新たな価値や文脈を付加した「ファクト」をつくり出し、それをベースにしたストーリー開発を行う。

 「PRXCR UNIT」では、こうしたPR視点とクリエイティブカの掛け合わせで生まれる「ファクト」を「ブランディング・アクション」と定義し、その開発・実行を支援するプロジェクトや、顧客企業とのワークショップなどを実施していく。

 同社は今後も、広告領域にとどまらず、より重層的に顧客企業やブランドの「あるべき行動づくり」を支援することによって、企業価値の向上や持続的成長、さまざまな企業活動やカルチャーづくりに貢献していく。