小田急電鉄と小田急エージェンシーは、ジョージ・アンド・ショーンと共同で、街の今を楽しみ、地元の街がもっと好きになるスマホアプリ「KYOUDOKO(キョウドコ)」を開発し、2020年2月1日(土)から、小田急線経堂駅周辺で地域コミュニティ活性化に関する実証実験を開始する。
KYOUDOKOは、街に愛着を持つ飲食店の店主などが情報発信者(「街の人」という)となり、店舗のイベントや旬のメニュー情報など、リアルタイムに提供したい「キョウドコ情報」をアプリユーザーに発信するローカルコミュニティ活性化アプリ。
アプリユーザーは、地域店舗のタイムリーな情報を地図上で簡単に見つけることができるほか、店舗ごとに常連(お気に入り)登録をすることで、アプリを介して店主を交えた常連同士の情報交換が可能となるなど、多様なコミュニケーションを通じた地域コミュニティの発展に寄与する機能を搭載している。
同社では、鉄道や商業施設の運営に加えて、地域への愛着を醸成するイベントの開催など、地域コミュニティの活性化に資する施策を推進している。KYOUDOKOは、街の特性を活かして街と人をデジタルの世界で結びつけ、リアルな場での交流を生み出す「街の特性×デジタル」の取り組みとなる。
実証実験第1弾を行う経堂駅周辺エリアは、小田急線の中でも個人経営の飲食店が多い街の特性があり、デジタルを活かしてコミュニティの活性化と街への愛着の創出を目指す。なお、本実証実験は、「街の人」として協力する16店舗によりサービスを開始し、今後の拡大に向けた検証を進めていく。