三菱HCキャピタルは、郵船クルーズの新造クルーズ船「飛鳥Ⅲ」に対し、船内共有スペース向けデジタルサイネージと客室キャビン用テレビのサービスソリューション、合計868台を提供した。「飛鳥クルーズ」としては、初の本格的なデジタルサイネージ導入となる。



客室のテレビや船内各所のデジタルサイネージを通じて、イベント情報や運航状況などをリアルタイムに発信。デジタルサイネージの強制視認性を活かして目的地の観光やグルメ情報を提供することで、マイクロツーリズム(生活拠点から1~2時間程度の移動圏内の「地元」で観光する近距離旅行の形態)を促進するメディアとしての機能ももたせる狙いがある。
同ソリューションは、三菱HCキャピタルがデジタルサイネージおよびキャビン向けテレビ機器のリースと保守・構築支援、グループ会社のMHCトリプルウィンがコンテンツ配信システムの提供を担当し、一体型のソリューションとして提供される。
三菱HCキャピタルは、同ソリューションの提供を契機に、デジタルサイネージの活用領域を拡大し、社会課題の解決に向けて取り組みを進めるとのこと。