CyberZは、日本のエンターテインメントIPの北米展開を支援する体制強化の一環として、広告クリエイティブ専門組織「CyberZ Creative Studio」をロサンゼルスに設立した。従来はアメリカ・サンフランシスコに構えていた拠点を、文化・エンターテインメント産業が集積する現地に移転したかたちだ。

新組織では、北米領域において、日本のエンターテインメントIPに特化した専門人材による知見・ノウハウとネットワークを活用し、各媒体・プラットフォームに合わせたローカライズ/カルチャライズや日本のエンターテインメントIP企業のグローバル展開を、広告価値最大化を通じて戦略的に後押しする。
またCyberZは、米国のマーケティングエージェンシーLiquid Advertisingと協業も開始した。同社はデータドリブンな戦略立案と文化圏別の柔軟なクリエイティブ開発、グローバル規模でのメディアバイイングを強みとし、多国籍チームでゲームやコンテンツ事業者の海外展開を支援している。こうしたパートナーとの連携により、高品質な広告クリエイティブ制作体制を構築し、日本発IPの北米展開をより強化する方針である。