[初心者向け]GUIをつくる前に知っておきたい インターフェイスとユーザー理解の関係とは

 UIを作ったことがないひと、初めて作るひと、制作をお願いするひとなど、初心者の方に向けて書きました。「UIデザインってなんだろな」「つくるってどうするのかな」ということをゆるっと理解してもらえたら嬉しいです。第2回のテーマは「インターフェイスとユーザー理解」です。(本連載は、フェンリルの新卒社員に向けて作った資料の改修版をもとにしています)

前回のあらすじ

  • デザインは「目的」のためにどのようなアプローチがあるかを考え、設計すること
  • UIはユーザーとシステム/サービスの接点
  • UXは、システム/サービスを知ってから忘れるまでも含めた「利用者の体験」
  • UIデザインをするとは、システムやサービスに付随するインターフェイスをより使いやすく設計するということ

 さて、今回はグラフィックユーザーインターフェイス(GUI)をつくる前に知っておくべき内容について、お話をしようと思います。

サービスとユーザーを理解する

 突然ですが、友人にプレゼントをあげる場面を想像してみてください。「相手の好みを考えずにプレゼントをする」なんてあまりしないですよね?相手に喜んでもらうために、好きなものをリサーチしたり、渡す場所、タイミングを考えるはず。

 同じようにサービスも、「誰かのため」にあります。 そのため、誰が、どんなとき、どんなことを求めているかを理解することが大切です。この「誰」がユーザーにあたります。

企業とユーザー

 一方、企業としてサービスを提供するときには、利用することでユーザーに体験してほしい価値を整理する必要があります。

 サービスを運用するにあたり、企業側には様々な思惑があります。

 商品を売りたい、ファンを増やしたいなど、それに伴う施策をやみくもに実施する前に、誰にどういう価値を感じてほしいのか?を考えましょう。

 主語が企業だと「どうやったら売れるだろう? どうやったらファンが増えるだろう?」になりますが、主語を生活者に変えれば「どうやったら買いたいと思うだろう? どうやったらファンになるだろう?」となります。

 「誰」かのためにサービスを考えることは、企業を主語にして考えるのではなく、「ユーザー視点」で捉えるということです。

プロセスは見える形にしよう

ブラックボックス

 各工程の成果は「目で見える形」にしましょう。

 プロセスを伝わる形にしておくことで、一緒に作るメンバーやクライアントへも共有することができ、認識のズレをなくしたり、同じ情報を見ながら新しいアイディアを育むことが可能になります。

 また、「この機能/デザインってなんのためにあるんだっけ?」という疑問が浮かんだ時に、立ち返って確認するときにも活用することができます。

※この続きは、会員の方のみお読みいただけます(登録無料)。