プラグ、新機能「Crepo パッケージデザインAI」提供 オタフクソースがキービジュアル生成AIを新商品開発で導入

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2024/10/21 12:00

 デザイン×AIで商品開発をリードするプラグは、商品開発を効率的・効果的にする「CrepoパッケージデザインAI」を提供している。今回商品の情報を入力することで、キービジュアルを簡単に生成できる「キービジュアル生成」(以下、本機能)の提供を開始する。

 キービジュアルとは「商品の価値・世界観を1枚のビジュアルに表現したもの」で、関係者や消費者に商品の魅力を一目で伝えるために商品開発には欠かせないもの。従来、キービジュアルは商品のパッケージデザインが完成し、発売直前に作成することが一般的であった。本機能により、商品の開発初期段階で商品イメージを視覚化できるようになり、議論の活発化や開発期間の短縮化が見込める。現在オタフクソースでは本機能を活用し、新商品開発を進めている。

 本機能は、あらかじめ設定された5つのテーマからひとつを選び、フォーマットに従って商品名などの商品情報を入力するだけで、キービジュアルが生成される。同社が30年以上商品開発支援に携わってきた経験により、企業が必要とするキービジュアルが生成されやすいように設計しているため、面倒なプロンプトの調整が不要。本機能により、ブランド・商品開発担当者がより効率的で効果的なブランド開発を行えるようサポートする。

操作方法

キービジュアル生成例

サービス導入企業:オタフクソース株式会社 マーケティング部 家庭用商品企画課 河村 裕美氏のコメント

開発の初期段階でコンセプトをビジュアル化して、商品開発を進めるという考え方が目からうろこで、導入に至りました。これまでキービジュアルは商品デザインが確定した最終段階で作成し、リーフレットやHPで発信する目的で活用してきました。今回はキービジュアル機能を使ってパッケージのイメージをデザイナーに伝える場面や、提案資料の中で商品ターゲットのペルソナを伝えるために活用しています。デザイナーに依頼したらその日のうちに作成することは不可能ですが、このAIであればすぐにビジュアル化できるのが魅力です。