VR・ARを含むXR市場の創造に取り組むSynamon(シナモン)は、VRコラボレーションサービス「NEUTRANS BIZ」に30名まで同時接続可能な2種類のシーンを新しく追加した。同アップデートにより、VR機材やPCを使ったバーチャルイベントが、今まで以上に開催しやすくなるという。
今回追加されたシーンは「SeminarRoom」、「OpenStageTheater」の2種類。どちらのシーンも情報を発信するようなユースケース(セミナーや製品発表会など)に適しており、最大30名(VR機器ユーザー10名+PCユーザー20名)の入室が可能となっている。
NEWシーン1:SeminarRoom(セミナールーム)
高層ビルのイベントホールのような、天井が高く、明るい開放感のある空間。部屋中央には大きなディスプレイがあり、空間を掘って客席をつくる設計にすることで、どの位置からも資料が見やすくなっている。また、客席後方の開けた空間にテーブルなどのモデルを配置することで、分科会や懇親会をそのまま開催することも可能。PCユーザーも音声でのリアルタイムコミュニケーションができる。
NEWシーン:OpenStageTheater(オープンステージシアター)
中央にある舞台を観客席が半円状に囲んだ劇場型のイベントホール。舞台中央のディスプレイは全シーンの中でいちばんの大きさで、インパクトのある作りになっている。
この空間内でライブ配信を行う場合は、180度好みの角度、高さにカメラを配置することができ、自由度の高い映像を配信することが可能。製品発表会やピッチコンテストのような、大勢の視聴者が想定されるユースケースをイメージしている。
企業やブランドロゴの設置、アバターや製品の3Dモデルの作成といったカスタマイズも可能とのこと。