ヤフーは、「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版、Android版)のトップページで表示しているタブに地域のニュースやローカル情報を集めた「地域」タブの提供を開始した。ユーザーは地域タブを追加し、地域を設定することで、その地域に関する最新ニュースや天気情報(天気予報、気温、気象警報、雨雲レーダー、熱中症指数)、防犯情報、自治体からの緊急情報などが確認できるようになる。
博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所が実施した生活に関する調査(2020年5月「メディア環境研究所緊急事態宣言解除後のメディア接触調査」)によると、約3割のユーザーが「自宅の近隣の情報を調べることが増えた」と回答。昨今の自然災害の発生や新型コロナウイルスの感染拡大などにより、ユーザーの居住地などに密接した情報の提供が重要となっている。
ユーザーは、同アプリに地域タブを追加することで、自身の生活圏の事件や事故などのニュースやイベント情報、お得な情報などを得ることができ、生活に役立たせることが可能に。なお、地域タブはYahoo! JAPAN IDでログインしている場合は、自動で設定される。今後は地域タブにオリジナルコンテンツの提供も予定しているとのこと。
なお、同アプリでは、2020年9月にこれまで固定で設定されていた「ニュース」タブや「スポーツ」タブに、よりユーザーの趣味嗜好に合わせた「ファッション」や「グルメ」などのタブが加わり、最大9種類のタブを自由に選択できるようになっている。
※参考ニュース:「Yahoo!JAPAN」アプリ、タブを自分の興味にあわせて最大9種類選択できる「タブ追加機能」開始
>地域タブで提供する主な情報
- その地域に関するニュース
- 天気情報(天気、気温、気象警報、雨雲レーダー、熱中症指数)
- 防犯情報
- 自治体からの緊急情報
- 新型コロナウイルス感染者数 など