フォントの開発・提供を行うタイププロジェクトは、TBSホールディングスが同社のAXISフィットフォントおよびTP明朝フィットフォントをコーポレートフォントとして導入したことを発表。合わせて、ブランディングフォントとして欧文を新規に開発した、AXIS Fontのカスタマイズ版を採用した。
コーポレートフォント
TBSでは、ブランディング強化の施策として、名刺や社内外の資料、番組テロップ、ウェブサイト、デジタルサイネージなどに統一感を持たせるため、新しくコーポレートフォントを導入。読みやすく洗練されたデザインという視点でAXISフィットフォントとTP明朝フィットフォントから、コーポレートフォントとして最適な数値のフォントが選ばれ、「TBS ゴシックTP」「TBS 明朝TP」として提供された。
これらのフォントは、グループ社員のパソコンにプリインストールされているほか、名刺、局内の看板、営業資料、投資家向け冊子などですでに使用が開始されている。
ブランディングフォント
TBSグループは、地上波・BS放送、ラジオ放送などグループ会社やサービスごとに異なるデザインのロゴを使用していたが、それをひとつのTBSブランドとして見せるため、オリジナルフォント 「TBS Sans TP」を導入。タイププロジェクトは、「TBS Sans TP」の欧文部を新たにデザインし、AXISフィットフォントの和文部と組み合わせて提供を行なった。
同フォントは、TBSの新ブランドプロミスのコピービジュアルをはじめ、番宣CMやグループ会社や各サービスのロゴなど、さまざまな場面で使用されているという。