メガソフトは、同社のオフィスレイアウト&シミュレーションソフト「3Dオフィスデザイナー11」専用に製作したメーカー4社のオフィス家具3D素材1140点を公開した。
従来3D素材は製品のアップデータに組み込むかたちで提供しているが、より早くユーザーへ提供するために、専用ダウンロードページにて公開することとした。
3Dオフィスデザイナー11について
3Dオフィスデザイナーシリーズは、1999年3月よりメガソフトが開発・販売してきたオフィスレイアウト用3DCGソフト。「3Dオフィスデザイナー11」は、2019年8月に発売したシリーズ最新バージョンで、執務室や会議室などの部屋を配置して躯体を入力、デスクやチェア、キャビネットなどの家具や設備機器をマウスで配置するだけの容易な操作でオフィス空間をデザインできる。
作成した高画質の3Dオフィス空間はさまざまな視点から確認でき、完成後のオフィスイメージを関係者間で共有することが可能。また、ウォークスルー機能で室内を歩き回ったり、そのイメージを動画出力も可能となっている。
なぜメーカー製3D素材を収録するのか
収録3D素材の拡充は、製品ユーザー・クライアント・オフィス家具メーカーそれぞれにとってメリットとなる。
同社は引き続き、素材収録メーカーを積極的に募集し、メーカー製3D素材を追加・公開していく考え。
オフィス空間作成の手間と時間を大幅カット(製品ユーザー)
一般にオフィス空間の3Dイメージを作成するには、躯体の作図機能に加え、壁や床のテクスチャ(柄データ)、建具・家具などの3D素材が必要で、製作には非常に手間と時間がかかる。
同ソフトでは、3D素材を多数収録することにより素材製作にかかる手間と時間を無くし、スピーディーにオフィス空間の3Dイメージが作成できる。
完成後のリアルなオフィスイメージを共有(クライアント)
新しいオフィスに採用するメーカーの実製品が3D空間内に配置されているため、リアルなオフィスイメージを確認することができる。
広告効果(オフィス家具メーカー)
同ソフトの操作画面には、3D素材の一覧が表示されており、オフィスデザイン会社やオフィス家具販社らはクライアントへの提案に3D素材の一覧から家具を選んで配置する。