カメラのサブスクを展開するカメラブ、第三者割当増資と業務提携による数億円規模の資金を調達

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2019/08/21 12:30

 フォトグラファー支援サービスを展開するカメラブは、複数投資家に向けた第三者割当増資ならびに業務提携による機材購入資金調達を実施した。

 カメラブが展開するサブスクリプションサービス「GooPass(グーパス)」は、カメラ、交換レンズ、ドローンなどの撮影機材が月額定額でレンタルできるサブスクリプションサービス。新商品も含めて約600種類をウェブ上から予約することができ、全国への配送を行っている。旅行や運動会、購入前のお試し利用などのシーンでユーザーに利用されている。

 カメラブは本ラウンドでの資金調達ならびに業務提携にともない、新発売製品を含めた機材在庫の拡充、サービスサイトの改善、カスタマーサクセスの体制を強化し、価値ある撮影体験を多くのフォトグラファーに届けることを目指す。

 本ラウンドでは、以下投資家が第三者割当増資の引受先となる。

  • 日本ベンチャーキャピタル株式会社(NVCC8号投資事業有限責任組合)
  • 株式会社新生銀行
  • 昭和リース株式会社
  • エンジェル投資家 複数

 また、5月度に実施された昭和リースとの業務提携(事業マネジメント契約)により、機材購入予算枠という形での資金を調達した。

 昭和リースは、事業パートナーのサービスにグループ内外の金融機能を提供し、付加価値を向上させる価値共創型のビジネスを新たな中期事業計画の柱にしており、あらゆる分野に拡大しているサブスクリプションサービスへのビジネス展開を強化していく方向性にあることから、業務提携に至った。

 今後、フォトグラファーに加えて、映像分野のクリエイターの要望にも応えるべく、継続的な機材拡充を予定している。