ミクシィ、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、GMOインターネットは、4社共同で主催する全7回のオンラインカンファレンス「BIT VALLEY 2021」において、2021年7月~10月にかけて開催する第1回~第4回の実施概要をオープンした公式サイトで発表するとともに、第1回の参加申し込みの受付を開始したことを発表。
「変わる働き方とカルチャー、変えるテクノロジー」をテーマに、テクノロジーの可能性を届けていくオンラインカンファレンス「BIT VALLEY 2021」。7月20日(火)に実施する第1回では、渋谷区長・長谷部健氏によるオープニングトークからスタートしたあと、「BIT VALLEY 2021」全体のキーノートとして、主催4社から技術責任者が登壇。テーマでもある「働き方」をメイントピックに、4社の働き方における変化や課題に対する取り組みを比較していく。また、事前参加者向けに実施するアンケートをふまえ、各社の事例なども紹介する。
その後は、第1回のトピック「街とStartup」にもとづき、地域とスタートアップが連携して取り組むものづくりの最新事例として、東京都や渋谷区、大阪市などでの取り組みを、東京都副知事・宮坂学氏ら多様なゲストスピーカーが登壇。
第2回以降も、学びやDXなどテクノロジーの進化とともに変わる領域をトピックに取り上げ、最新の知見を届ける。各回の登壇者やタイムテーブルなどの情報は、随時「BIT VALLEY 2021」公式サイトにて発信していく。
第1回~第4回の開催内容
<第1回>Local × Startup 『街とStartup』
日時
7月20日(火)13:00~16:40
概要
コロナ禍以降、テレワークの急速な普及により、地方にいながら都心の企業で働いたり、副業で地元の企業やスタートアップなどを手伝うIT人材が増えている。その一方、行政によるIT関連のスタートアップ支援の動きも活発になっている。
「BIT VALLEY 2021」の初回となる本回では、キックオフとして、オープニングトーク、キーノートから始まり、いくつものITイノベーションが生まれつつある街ぐるみのスタートアップの活動を取り上げ、ITエンジニアやクリエイターにとって刺激的で、新しい発見やチャレンジのきっかけの場となることを目指す。
セッション・スピーカー(6月25日時点・敬称略)
<13:00~13:10 スペシャル・オープニング・トーク>
- 長谷部 健:渋谷区長
<13:10~13:50 BIT VALLEY 2021 Keynote 変わる働き方とカルチャー、変えるテクノロジー>
- 長瀬 慶重:株式会社サイバーエージェント 常務執行役員 技術担当
- 小林 篤:株式会社ディー・エヌ・エー 常務執行役員CTO
- 栗林 健太郎:GMOペパボ株式会社 取締役CTO
- 村瀬 龍馬:株式会社ミクシィ 取締役CTO
<14:00~14:20 内容調整中>
<14:30~14:50 新しい社会価値の種が生まれる共創施設。SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)とは?>
- 星川 和也:渋谷スクランブルスクエア株式会社 営業一部 SHIBUYA QWS div. チーフ
- 坪沼 敬広:渋谷肥料 / 渋谷土産 代表
<15:00~15:20 地方の産業活性に活用されるMakuakeの仕組みと最新事例>
- 坊垣 佳奈:株式会社マクアケ 共同創業者/取締役
<15:30~15:50 実証実験を通して描く、街で活躍する対話ロボットの未来予想図>
- 馬場 惇:株式会社サイバーエージェント AI Lab 主任研究員
<16:00~16:20 東京都のスタートアップ戦略について>
- 宮坂 学:東京都 副知事
<16:20~16:40 Recap & Preview>
第1回詳細URL
https://2021.bit-valley.jp/program/local-startup/
<第2回>Hello, Tech! 『触れて、学んで、楽しむ』
日時
8月11日(水)13:00~18:00(予定)
概要
テクノロジーは私達の暮らしを変え、夢のような世界を現実のものにしてくれる可能性を持っている。開発現場では、常に進化し続けるテクノロジーに実際に触れ、学び続けることは、より良いものを作り続ける上では必要不可欠でもあり、新しい発想への近道でもある。また、次世代を担う世代に、楽しく学び、体感してもらうことも大切である。
本回では、さまざまな学びの場からスピーカーを招き、IT教育についての議論のきっかけや現役技術者への興味喚起となることを目指す。
セッション・スピーカー(6月25日時点・敬称略 ※セッションの詳細は随時公式サイト上で発表)
- 露木 誠:株式会社ディー・エヌ・エー システム本部CTO室
- 伊藤 淳貴:株式会社サイバーエージェント 全社推進部 技術推進室, Developers Connect
- 喜多 功次:株式会社ミクシィ 開発本部 CTO室 DevRelグループ
- 木下 雄策:株式会社メルカリ Engineering Office
- 栃原 誠:一般財団法人たらぎまちづくり推進機構 業務執行理事COO
- 田中 翔太:株式会社ディー・エヌ・エー ゲーム事業本部コンテンツ企画部 プロデューサー
- 稲守 貴久:GMOインターネット株式会社 次世代システム研究室 チーフクリエイター 兼 デベロッパーリレーションズチーム
第2回詳細URL
https://2021.bit-valley.jp/program/hello-tech/
<第3回>Welcome to New World. 『テクノロジーが叶える新しい世界』
日時
9月8日(水)13:00~18:00(予定)
概要
IT技術の発展が進み、自動運転システム、顔認証、医療におけるDXなど、さまざまな場所で、私達が子どもの頃には夢のような世界だった生活が、現実のものとなってきている。さらに時代は、「デジタル・ネイティブ」から「リモート・ネイティブ」へ移り変わろうとしている。
本回では、情報技術によってより豊かで、おもしろい世界が目の前に広がろうとしている今、最先端にいるIT技術者たちのチャレンジを紹介していく。
セッション・スピーカー
随時、公式サイト上で発表。
第3回詳細URL
https://2021.bit-valley.jp/program/new-world/
<第4回> Power of Digital 『最新DX事情 〜デジタルの力でより豊かに〜』
日時
10月8日(金)13:00~18:00(予定)
概要
この数年、多くのメディアに「DX」の文字が踊った。COVID-19により、あらゆる企業、行政、教育現場などで急速なデジタル化が迫られ「DX」の必要性が示される一方、人材不足、システムのブラックボックス化、旧態依然のシステム開発体制など多くの課題が浮き彫りになっている。さまざまな課題やハードルに対して、行政と企業がどのように課題設定し、アプローチをしてきたか。「DX」を推進してきた当事者たちは、どんな知見やノウハウを貯めているのか。
本回では、現在進行系の「DX」に関する最新の取り組みや知見を紹介することで、これからの「DX」をディスカッションするきっかけとなり、国内の「DX」によるイノベーション創出の加速につながることを目指す。
セッション・スピーカー
随時、公式サイト上で発表。
第4回詳細URL
https://2021.bit-valley.jp/program/dx/
「BIT VALLEY 2021」について
BIT VALLEY 2021は「変わる働き方とカルチャー、変えるテクノロジー」をテーマに多様なトピックを設け、7月~11月にかけて全7回、広く社会の変化に関心のある人に向けて、テクノロジーの可能性を届けていくオンラインカンファレンス。
コロナ禍において、これまでにないスピードで今までの生活の「当たり前」が変化している。リモートワークやワーケーション、副業・兼業など、場所を選ばない働きかたが広がっているほか、行政文書でも「脱ハンコ」化が加速していたり、地方自治体がテクノロジーを積極的に活用した新しい街づくりを進める例があるなど、技術の力が日本社会の変化に与えるインパクトは一層大きくなっている。これらの動きをさらに加速させるべく、「BIT VALLEY 2021」では、日本全国から働きかたや文化など、暮らしを進化させるテクノロジーの最前線を紹介していく。
カンファレンスは、働きかたやDX、まちづくりなど、回ごとにトピックを設け、主催4社がそれぞれの実践を紹介するほか、全国からITを活用した取り組みを進めている当事者をゲストスピーカーに招き実施する。さまざまな実践から生み出された知見を共有し、参加者に未来を見据えた働きかたや新しい技術活用のありかたなどを考える機会を、全国に届けていく。
「BIT VALLEY 2021」 概要
イベント名(全7回で開催)
BIT VALLEY 2021 ~変わる働き方とカルチャー、変えるテクノロジー~
各回タイトル(予定)
- #01 Local × Startup 『街とStartup』
- #02 Hello, Tech! 『触れて、学んで、楽しむ』
- #03 Welcome to New World 『テクノロジーが叶える新しい世界』
- #04 Power of Digital 『最新DX事情 〜デジタルの力でより豊かに〜』
- #05 Tour of Work From Anywhere 『WFAの可能性を探る』
- #06 Build Another Career 『副業・兼業でキャリアを広げる』
- #07 Guide to Work From Anywhere 『WFA環境の整え方』
※#05~#07の実施内容は、決定次第随時発表される。
開催期間
2021年7月〜11月(予定)
開催場所
オンライン(LIVE配信 https://www.youtube.com/c/bitvalley)
対象
テクノロジーによる社会の変化に関心のある人
参加費
無料(要参加登録)
主催
BIT VALLEY運営委員会(株式会社ミクシィ、株式会社サイバーエージェント、株式会社ディー・エヌ・エー、GMOインターネット株式会社)
後援
東京都、渋谷区
特別協力
東急株式会社、青山学院
イベントURL
https://twitter.com/bitvalley_jp
ハッシュタグ
#bitvalley2021
コピーライト
(c)BIT VALLEY
「BIT VALLEY」 とは
昨今のAI、IoTソリューションの導入を進める企業の台頭や、メーカーや医療・ヘルスケア、農業など既存産業でのIT活用が進みつつあることを背景に、インターネットそのものを事業領域とする従来のIT企業のみならず、幅広い産業でITの技術や人材が求められている。
こうした状況下において、渋谷に拠点を置くIT企業の4社は、100年に一度といわれる再開発が進む渋谷を起点として日本のITによるイノベーションが加速されることを願い、2018年7月に「BIT VALLEY」プロジェクトを発足した。以来、「企業の垣根を越えて、日本のIT産業の発展を後押しする」をビジョンに掲げ、これまで3回のカンファレンスなどを通して、IT人材の育成やITのモノづくりに携わる人の技術を底上げする施策に取り組んでいる。