SmartHRは、働くすべての人が使えるサービスの提供を目指して、アクセシビリティ向上に関する取り組みを開始した。同時に、2021年7月28日にウェブアクセシビリティ基盤委員会(Web Accessibility Infrastructure Committee、以下「WAIC」)(※1)へ参加した。
同社は、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」をより多くの人に、多様な状況下で利用してもらえるサービスにすべく、おもにウェブにおけるアクセシビリティの向上に取り組んできた。アクセシビリティの社内勉強会の開催やウェブアクセシビリティを専門とする技術顧問の招聘などを行い、ウェブアクセシビリティ方針の策定や、SmartHR UIをJIS X 8341-3:2016のAに一部準拠させた。
さらに今回、カラーユニバーサルデザインにもとづく制作物のチェックなど新たな取り組みを開始。また、2021年7月28日には、日本におけるウェブアクセシビリティの公的規格の理解と普及の促進、およびウェブアクセシビリティを高めていくために必要な基盤を構築するWAICへ参加した。今後は会員として、公的規格に関する情報の取得とそれに基づいた自社サービスのウェブアクセシビリティの向上を図るとともに、公的規格に関する議論への参加などを通じてWAICの活動に貢献していく。