ベクトル、CGを用いてブランドの世界観を自由に演出できる「バーチャル発表会」などを提供開始

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2021/08/02 05:00

 PR事業を展開するベクトルは、CGを用いてブランドの世界観を自由に演出できる「バーチャル発表会」ならびに

 昨今コミュニケーション業界においては、オンラインで配信をおこなう記者発表会やPRイベントが定着し、この傾向は新型コロナウイルス感染症の収束後においても続くことが予想される。今回のバーチャル発表会&ブランドニュースは、オンラインで行うことの利点を最大限に活かし、グリーンバックのクロマキー撮影スタジオでプレゼンテーションを収録し、約100パターンに上る会場風景のCGを合成することで、バーチャルでの発表会を作り上げることが可能となる。

 また当日は、配信プラットフォームにて公開するだけで発表が完結するため、発表会全体の運営・造作・ライブ配信コストの削減とともに、造作物が不要になることで環境負荷も減らすことができ、さらには、映像コンテンツや演出のつくり込み、オフィシャル素材のセットアップを事前に充実させておくことができるとのこと。

 加えて、事前に発表会動画を短尺の動画ニュースとして編集しておくことで、発表会当日に自社ソーシャルメディアでの配信や動画広告によるターゲットへの配信を企業自らが行えるようになり、企業の特別な発表を最大のリーチ効果をもって活用できるようになるという。

 この一連の発表会の仕組みは、ベクトルグループのPR事業会社であるアンティル、プラチナム、イニシャルの各社と、映像制作会社であるVECKSが協業し提供する。

業務内容

  • プレスコーディネイト
  • 運営ディレクション(進行台本・発表会配信手配)
  • 動画制作(2 カメ・音声・照明・モニター)
  • 会場調整(クロマキー撮影スタジオ)
  • 動画編集(配布用動画素材・静止画素材/ブランドニュース)
  • ターゲティング動画広告配信

 同サービスの特徴は次のとおり。

事前収録

 登壇者・ゲスト出演者のスケジュールに合わせて事前撮影ができ、さらに、発表コンテンツのクオリティチェックができるフレキシブルな進行

素材最大活用

 事前に素材を揃えることができるので発表当日に素材の活用を多岐に展開。企業自らもニュース発信し、オンライン上に発表コンテンツがストックされていくことで持続的な効果が見込める

費用削減

 従来イベント制作に必須であった会場費、会場造作、イベント運営費等の大幅削減

制作フロー

  1. 登壇者のスケジュールに合わせて事前に収録(クロマキー撮影スタジオ/撮影機材/技術スタッフ手配)
  2. 約 100 パターンに上る多数のテンプレートから背景を決定
  3. 背景の合成編集を行い発表会素材の完成、その他オフィシャル素材の編集・準備
  4. 発表会での配信プラットフォームにて素材の公開。その後、オフィシャル素材の配布
  5. 発表会終了後、ブランドニュースの配信(自社ソーシャルメディア・動画ターゲティング AD 配信)