アドウェイズは、CE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro(リプロ)」を提供するRepro株式会社とASO施策に関する業務提携を行ったことを発表した。
ASO(App Store Optimization)とは、アプリストアのアプリ詳細ページの内容を最適化させることで検索順位を上位表示させ、アプリ詳細ページへの流入数を増やしたり、ダウンロード(DL)率・数を向上させるために講じる施策。
多くの企業ではアプリマーケティングを専門としたマーケターが不在であることが多く、そのなかでもASOに関しては知見が不足しているほか、これまではアプリデベロッパー側のASOに対する優先順位が低かったのが実情となっていた。
しかし、iOSのプロダクトアップデートにより、アプリストア最適化機能が増えたことで、アプリマーケティングに対する重要度が広告市場でも高まりを見せている。
そこで、ASO施策の提供およびコンサルティングに取り組むことで、アプリマーケティングを包括的に支援し、広告主のサービス成長を実現する。
アプリストアの最適化は、オーガニック流入数や広告効果に大きく影響するため、アドウェイズでは2018年よりASO施策のコンサルティングを行ってきた。
同提携により、アプリストア上での検索ランキング分析を強化すべく、豊富な運用実績を持つアドウェイズのASO施策コンサルティング力に加え、ASOエキスパートであるReproが提供するASOインハウス化支援ツール「ASO Insight」を活用することで、より精度の高いASO施策を講じることが可能となる。
ASO Insightは、データの可視化から分析、ロジックの解明、レポーティングを提供するほか、アドウェイズは、ASO施策のコンサルティング専門組織による、アプリストアページ導線設計、アプリストアページ作成、スクリーンショットやアイコンなどのクリエイティブ制作、イベント作成、テスト検証など、広告主のアプリマーケティング、プロモーションを支援する。
両社の持つ高度なノウハウを属人化するのではなく、体系的にユーザー獲得の最大化を図っていく考え。また、ASO施策を強化することで、同社が提供しているApple Search Adsの運用においても、オーガニックと広告経由の双方におけるインストール最大化を図ることができ、非常に高い相乗効果が期待されている。