NFTの認知度は3割、うち有用性や魅力を感じているのは半数 保有者は2.8%でまだイノベーター段階か

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2021/12/12 07:00

 NFTマーケット「NFT House」を運営するCoinOtakuは、市場調査のためNFTの知名度に関するアンケートを行った。

NFT知名度調査アンケートまとめ

 NFTの知名度を調査した結果、「NFTはもともと知っているか?」という質問に対し、知っているのは10人に3人程度(30.4%)であることがわかった。

 NFTを知っていると回答した人に、「NFTに有用性や魅力も感じているか?」をたずねたところ、「NFTに有用性や魅力も感じている」が55.1%、「NFTの技術を理解しているが、有用性や魅力は感じていない」が22.2%、「NFTの技術を理解していないし有用性や魅力も感じていない」という人が22.8%だった。

 そのなかでもNFTを所有しているのは500人中14人に留まり、アンケート調査を行った全体の2.8%だった。

 「どのようなNFTなら欲しいか?(複数回答可能)」という質問では、次のような結果となった。

1位:価格が値上がりしていることが分かるNFT:244票

2位:自分好みのデザインになっているNFT:208票

3位:有名なIP(キャラクターやブランドが使われているNFT):133票

 NFTを知るきっかけでもっとも多かったのは、「小学生がデジタルアートで稼いだニュースをテレビ見た」というもの。そのほかにもお気に入りのアーティストがNFTを発行する、セクシー女優がNFTを販売するといったことがきっかけとして多く挙げられたが、これらの大部分はテレビ経由で知ったというものが多くあった。

 そのほかのきっかけとしては、仮想通貨を投資していて調べ物をしているときに知った人や、友人に教えてもらった人なども多くいた。

 NFTを知るきっかけとなった媒体でもっとも多かったのは「テレビ」であり、その次に「ネットニュース」、「Youtube(インフルエンサー)」が続く。

 続いて、NFTを所有している人はどれくらいいるか質問した。また、NFTを持っている人に何用に持っているかをたずねた。

 最後に、「今後どのようなNFTなら欲しいと思うか?(複数回答可能)」をたずねた質問の結果は、次のとおり。

アンケート調査の概要
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査人数:500名
  • 調査対象:20代〜70代の男女