Reproのアプリストア最適化ツールに「ASOスコア」機能 ASOの改善余地の可視化と施策を自動提案

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2022/06/10 12:00

 CE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro(リプロ)」を提供するRepro株式会社は、ASO(アプリストア最適化)支援ツール「ASO Insight」がASO施策の実施状況やアプリストアの設定内容から客観的な評価指標を自動算出し、各要素区分別の改善余地の可視化と改善施策を自動提案する新機能「ASOスコア」をリリースしたことを発表した。

 ASOとは、アプリストアのアプリ詳細ページの内容を最適化させることで検索順位を上位表示させ、アプリ詳細ページへの流入数を増やしたり、ダウンロード(DL)率・数を向上させるために講じる施策。IDFA取得のオプトイン化にともない、この影響を受けない集客施策としてASOの重要性が増している。

新機能「ASOスコア」

 同社が2020年11月より提供する「ASO Insight」は、ASO対策に欠かすことのできないアプリストアのデータのモニタリングから、データに基づいた設定推奨キーワードの自動提案、ストアページの見せ方の最適化など、多岐にわたる施策をノウハウが少ないマーケターでも網羅的かつ最小限のリソースで対策を講じることができるツール。

 今回リリースした「ASOスコア」は、施策の実施状況やアプリストアの設定内容から客観的なASO施策の評価指標と総合的な改善余地の大きさを示す。さらに、各要素別の改善余地の大きさと改善アドバイスを表示する機能となっている。競合アプリとの対策状況比較もクイックに行うことができ、自社アプリの伸び幅の把握や設定内容の差異が可視化される。

▲改善余地が総合的に大きいと判断された場合。対策の状況などによりASOスコアは0〜100点で算出、改善余地は大中小の3段階で表示される

▲改善余地が総合的に大きいと判断された場合。
対策の状況などによりASOスコアは0〜100点で算出、改善余地は大中小の3段階で表示される

「ASOスコア」機能詳細

要素別スコア

キーワードやクリエイティブ、レビュー・評価など、要素区分別で改善余地の大きさが一目で確認できる。グラフでスコアの推移も確認可能。

▲要素区分別の改善余地が一目で確認できる
▲要素区分別の改善余地が一目で確認できる
競合比較

競合アプリを設定することで各要素における対策状況が比較可能。「競合比較詳細」では、タイトル・スクリーンショットをはじめ各要素を視覚的に比較することができる。

▲競合アプリのスコアは最大6つまで比較が可能。自社アプリと競合アプリの対策状況が一目でわかる
▲競合アプリのスコアは最大6つまで比較が可能。自社アプリと競合アプリの対策状況が一目でわかる
改善アドバイス

対策が必要な箇所と対策によるインパクト、推奨される対策内容が表示される。

▲改善アドバイスの表示例。ASOのノウハウが少ないマーケターでも影響度に合わせた対策をクイックに行うことができる

▲改善アドバイスの表示例。ASOのノウハウが少ないマーケターでも
影響度に合わせた対策をクイックに行うことができる

 同機能でASO対策における改善余地が可視化されるだけでなく、アドバイスに沿って影響度が高い順に対策を講じることで、専門的なノウハウがなくとも、最小限のリソースでダウンロード率・数の向上につなげることが可能となる。