マウスコンピューターは、クリエイター向けパソコンブランド“DAIV”(ダイブ)より、マグネシウム合金と4辺ナローベゼルデザインを採用した薄型・軽量の16型ノートパソコン「DAIV 6シリーズ」、4モデルを発表した。
同シリーズは、スペックの異なる4つのモデルを共通の新筐体で展開することで、基本仕様である使い勝手の良さや、クリエイターに最適の豊富なインターフェースはそのままに、ユーザーが使用用途にあわせてスペックを選べるというコンセプトを基に開発された。
スペックはCPUとグラフィックスの組合せで4モデル用意しており、4K動画編集向けの「DAIV 6H」とRAW現像や動画編集向けの「DAIV 6N」を7月7日(木)に、イラスト制作や画像編集向けの「DAIV 6P-RT」とデータチェックや簡易な編集向けの「DAIV 6P」を7月下旬に発売する。
「DAIV 6シリーズ」製品特徴は、次のとおり。
使いやすさにこだわった共通のボディから4モデルを展開
共通のボディで2つのCPUと4つのグラフィックスの組み合わせを展開し、用途に応じて次の4モデルから選択可能。
4K動画編集/3D CAD&特殊効果におすすめ「DAIV 6H」
- CPU:インテル Core i9-12900Hプロセッサー
- グラフィックス:GeForce RTX3070 Ti Laptop GPU(8GB)
RAW現像/動画編集/3D CADにおすすめ「DAIV 6N」
- CPU:インテル Core i7-12700Hプロセッサー
- グラフィックス:GeForce RTX3060 Laptop GPU(6GB)
イラスト作成/画像編集/DTMにおすすめ「DAIV 6P-RT」 ※7月下旬発売予定
- CPU:インテル Core i7-12700Hプロセッサー
- グラフィックス:GeForce RTX3050Ti Laptop GPU(4GB)
ウェブデザイン・イラスト作成・簡易な画像編集におすすめ「DAIV 6P」 ※7月下旬発売予定
- CPU:インテル Core i7-12700Hプロセッサー
- グラフィックス:インテル Iris Xe グラフィックス
マグネシウム合金ボディ採用で薄型・軽量を実現
同製品は軽量で強度の高いマグネシウム合金を使用し、持ち運びしやすい新型ボディを採用しており、最上位モデル「DAIV 6H」では、約18.5mmの薄さで約1.65kgと、従来製品(「DAIV 5Nシリーズ」2021年モデル)に比べ、約80gの軽量化を実現した。
また、小型軽量なスリムタイプのACアダプタを採用し、従来モデルの約685gから約323gに軽量化するとともに、容積も48%減少させている。
さらに、BTOで軽量な0.2mのショートタイプのACケーブルを選択することで、従来モデルの約170gから約47gに軽量化することが可能となった。
sRGB比約100%対応、WQXGA解像度16型液晶採用でモバイル環境でも快適な作業が可能
同製品は、sRGB比約100%の広色域に対応した液晶パネルを採用。外出先でも確認用の外部ディスプレイなどを別途用意することなく、本体の液晶パネルだけで精度の高い色調整が可能となっている。
さらに、16.0型でアスペクト比16:10、WQXGA 解像度(2,560×1,600)に対応しており、上下にタスクバーやメニューバーを表示した状態でフルHDの作業領域を確保でき、見開きの原稿確認や文書の作成、動画・画像編集が効率よく行える。
最新のインテル第12世代プロセッサーを搭載
「DAIV 6N/6P-RT/6P」では、14コア/20スレッドのインテルCore i7-12700Hプロセッサーを搭載し、32GBメモリ構成で、従来製品に比べ、マルチコア性能が約21.6%、シングルコア性能が約20.6%向上している。
さらに、最上位モデル「DAIV 6H」に搭載のCore i9-12900Hプロセッサーでは、Core i7-12700Hプロセッサーに比べ、シングルコア性能が最大6.8%向上し、さまざまなアプリケーションや使用シーンで高いパフォーマンスを発揮する。
また、CPUの冷却に欠かせないグリスには液体金属を採用しており、発熱を効率よくヒートパイプに伝導させることで高性能CPUのパフォーマンスをさらに引き出すことが可能とのこと。