TikTok for Businessは、企業や広告代理店に向けて、TikTokのコマーシャルエフェクトであるブランドエフェクト(Branded Effect)の活用に役立つ内容をまとめた「Branded Effect Field Guide」を公開した。
同ガイドブックでは、ブランドエフェクトの概要から利用シーン、ほかの広告メニューとの組み合わせかた、構築プロセスに至るまで、ブランドエフェクトに関する情報を網羅した内容となっている。
TikTokブランドエフェクトは、よりインタラクティブで自然に、広告主とユーザーとのエンゲージメントを強め、モバイルファーストのユーザーの間でブランドの話題性を高めることができるTikTokのコマーシャルエフェクト。
ユーザーにリアルなブランド体験やブランドストーリーを提供することができるブランドエフェクトは、撮影ページのエフェクトパネル、エフェクト動画のマジックアイコン、エフェクト集約ページからアクセスでき、ハッシュタグチャレンジと組み合わせることでより大きな効果を発揮するという。
ブランドエフェクトにはさまざまな手法があり、人の顔や身体に変化を加えるものから、前景や背景に装飾ができるもの、ゲーム機能があるものなど、クリエイティブ機能は日々進化し、増え続けている。
また、ブランドエフェクトにはアドオン機能があり、広告主のニーズに最適なフォーマットを選択することで、より高い効果を発揮する。
たとえばゲーム、エンタメ業界の広告主の場合、ゲーム要素を取り入れたフォーマットの活用により、ユーザーにブランドを擬似体験させ、UGC生成の増加につなげることができる。
現在、ゲーミフィケーションブランドエフェクトでは、45種類以上のゲームが選択可能となっている。
これらのブランドエフェクトは単体での活用だけでなく、ほかの広告メニューやハッシュタグチャレンジとの併用も可能となっている。
ブランドエフェクトの強みは次のとおり。
- 記憶に残るブランドのメッセージを提供できる
- 広告ではなく、TikTokでのUGCを作成することができる
- 購入の意思決定を促す、革新的なショッピング体験を提供できる
ブランドエフェクトの利用シーン
オーディエンスを引き込み、没入感を与えるブランドエフェクトは、ジェスチャーで起動するARフィルターを用いて、ブランドや商品のベネフィットやストーリーをユーザーに体感させることができる。
「ブランド認知」「興味」「購買意向」というアッパーマーケティングファネルでは、目的に合わせたクリエイティブを選択することがより効果的となる。
「ブランド認知」を目的とした場合、ユーザーから常に思い出してもらえるようにするため、認知度を高めつつ、ブランドのメッセージを記憶に残すことが重要。ブランドエフェクトでは、最新のAR技術により、誰もが楽しみながらブランド体験をすることができる。
また、ブランドエフェクトは、商品を新しい方法で見せることができるため、ユーザーの購入までのプロセスを加速させることができる。
ARブランドエフェクトを使うと、バーチャルで靴や服の試着、部屋のインテリアと家具との相性など、ユーザーは新しい方法で商品に触れることができるようになる。
このほかにも、「Branded Effect Field Guide」では、日本から海外に向けてブランドエフェクトを活用する際の注意点や活用方法、ブランドエフェクトをスムーズに導入するための構築プロセスまで詳しく紹介している。