ブランディングテクノロジーは、新卒や中途、インターン採用に課題を感じている企業に向け、採用インタラクティブ動画のパッケージサービスの提供を開始した。
2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大にともない、企業の採用活動のオンライン化が加速する一方、学生との接点の減少による課題も顕在化してきた。そのひとつが、企業と学生との相互理解が正しく行われないことによる、選考途中での離脱や内々定辞退の増加だという。
その解決策として、企業の採用活動におけるオンライン動画の活用が進んでいる。テキストよりも多くの情報を提供できる動画は、視聴者の記憶に残りやすい点がメリットとされているが、その特性を最大化する新たな手法として現在、注目を浴びているのが「インタラクティブ動画」である。
インタラクティブ動画は“触れる動画”と称される通り、視聴者自らが、映像内でタップやクリック、テキスト入力などのアクションを行うことができる。能動的なアクションによって、通常の視聴体験よりも高い記憶定着効果があり、深い理解を促すことが可能となる。
そこで同社は、インタラクティブ動画制作会社として創業したタッチスポットと、グループ会社であるコンテンツプロデュースカンパニーのファングリーと共同で、採用に特化したインタラクティブ動画のパッケージサービスを開発し、リリースした。
『採用向けインタラクティブ動画』のサービス概要
3社連携による、採用戦略から動画の企画制作・運用までのワンストップ支援
開発3社のノウハウを相互連携させることで、採用戦略からインタラクティブ動画の企画制作・運用までワンストップの支援が可能に。同社の人事戦略室長、内山によるプロジェクト主導のもと、インタラクティブ動画の企画設計をタッチスポット、動画の撮影・演出・編集をファングリーが担当し、企業の採用課題解決につながるサービス提供を行う。
目的や予算に応じたプランバリエーションを用意
同サービスは「インタビュー」「オフィスツアー」「職業(職種)体験」の3つのパッケージプランのほか、完全フルオーダーの採用ブランディング動画制作プランも用意。ユーザー企業に最適なプランを提案する。
今後は3社の連携をさらに強化することによって、従来の手法にとらわれない採用インタラクティブ動画サービスの開発を継続的に行っていくとのこと。