MUGENUPがWebtoonの着彩工程における受託制作事業開始 分業ノウハウと豊富なリソース活かす

  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2022/08/16 20:00

 ソーシャルゲーム向け2DCGスタジオであるMUGENUPは、これまで培ってきた分業体制と品質管理のノウハウ、そして約5万名の登録クリエイタと経験豊富な自社のアートディレクタ組織を活かし、世界的に注目が高まっているWebtoonにおいて、着彩工程の受託制作事業を開始した。

Webtoon着彩事例
Webtoon着彩事例

 世界的に注目を集めるWebtoonだが、特徴であるフルカラー着彩の工程は負荷が大きく、作品制作上の大きな課題となっている。週刊連載のためには、画風にマッチしたクリエイタを多数確保して複数の制作ラインを構築しなければならず、立ち上げには相応の準備期間が必要となる。さらに体制を構築したあとも、進行や品質管理などの運用や制作ラインの維持に、多大なコストが必要となる。

 これまで、主にソーシャルゲーム向けの2DCG制作を中心として事業を拡大してきたMUGENUPは、約5万名の登録クリエイタと自社のアートディレクタ組織による効率的な2DCG制作体制を保有している。この圧倒的なリソースに加え、自社のクリエイティブ特化型制作管理システム「Save Point」によって、品質と効率を両立させながらWebtoonの着彩ニーズに柔軟に対応することが可能だという。

 同社は、2DCGの分業制作のノウハウ、豊富な登録クリエイタリソース、そして自社開発の管理システム「Save Point」を活かし、Webtoon制作における課題に対して最適なソリューションを提供。Webtoonのパブリッシャやクリエイタは、着彩工程を同社に外部委託することで、物語や演出、独自性など、作品の本質的な創作活動に集中できるようになり、より魅力的なWebtoonづくりが可能となる。