NFTメタバースをB2Bで提供するアメリカ企業Anifie, Inc.(以下、Anifie)は、株式会社モリサワのアメリカ法人「Morisawa USA」と、Bored Apes Yacht Club向けのNFTフォントの生成について協業をしたことを発表。
シリコンバレー発のNFTメタバース企業であるAnifieは、企業が独自の世界観をメタバース空間で十分に表現できるように、企業に「ホワイトレーベル」の形で、NFTやメタバースに関する技術やアートを提供している。
昨今、大手ブランドやセレブ・タレントの参入が相次ぐNFT市場の中でも、Bored Apes Yacht Club(以下、BAYC)は、スーパースターの「スヌープドッグ」、「ステフィン・カレー」、「ジミー・ファロン」、「エミネム」、「ジャスティン・ビーバー」、「ネイマール」、「ジャスティン・ビーバー」などが購入したことで有名で、NFT業界の中では、CryptoPunksの次に取引量が多い。そんなBAYCの世界観を表現した独自NFTフォントを、Morisawa USAと協力し実現した。
本協業の結果、生成されたNFTフォントは次のとおりで、Bored Apes Yacht ClubのApe #3267が、Anifieのマーケットプレイス上で展示をしている。
Anifieの特許出願中の技術を用いると、ふたつ以上のNFTを組み合わせて、新しく、二次コンテンツとしてのNFTを生成することができる。この技術を用いると、たとえば、セレブのアバターに、高級ブランドのデジタルファッションを着せて、新しいNFTを生成することができる。
本協業でも、Morisawa USAのNFTフォントと、Ape #9711のNFTを組み合わせて、新しく二次コンテンツとしてのNFTが生成された。
NFTアートには、購入者に二次コンテンツの生成の権利を与えるものがある。このようなアートに、Anifieの技術で、Morisawa USAのNFTフォントで自分だけのメッセージを追加することができる。たとえばNFTアートをプレゼントとして贈る際に、カスタム・フォントのメッセージをつけることもできる。また、生成されたNFTは、Anifieがホワイトレーベルで企業向けに提供しているメタバースの上で表示をしたり、取引をすることもできる。
今後も、AnifieはNFTメタバースを通じてエンタメ&ファッションなどのブランドを代表するデジタル・コンテンツの新しいパートナーを目指していく。