「auスマートパスプレミアム」は、エンタメ体験やショッピング割引など、「おトク」な生活を提供するすべてのスマホに対応した月額サービス。同サービスでは、今回のコロナ禍や技術の発達を経て、アプリの使い方・エンタメ情報などへのアプローチがどう変容したのか実態を明らかにするため、インターネット調査を実施した。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
約6割が在宅時間増加 男女別では男性55.7%、女性65.7%で女性の方がやや多い結果に
まず、「コロナ禍以降(2020年1月以降)の生活は、コロナ禍以前(2019年12月以前)の生活と比較してどのように変化したか。」とたずねたところ、“おうち時間(家のなかにいる時間)”については、「増えた」と答えた人が全体の38.0%、「やや増えた」も22.7%と、合わせて約6割が、在宅時間が増えたと回答した。男女別では、「増えた」「やや増えた」という回答が男性の55.7%、女性は65.7%と女性のほうがやや多い結果となった。
コロナ禍以降、10代は39%が動画配信サービスの利用増加 音楽配信サービスの利用は10-30代が顕著に増加
またテレビ視聴や配信サービスの利用状況について同様にたずねたところ、“テレビの視聴”については全体の21.0%が「増えた」と回答し、「やや増えた」と合わせると42.2%が増加したことがわかった。年代別では60代が「増えた」「やや増えた」合わせて51.0%、30代が「増えた」「やや増えた」合わせて50.0%と、全体の値よりもやや高い傾向となった。
続いて“動画配信サービスの利用”については、全体の26.0%が「増えた」と回答し、「やや増えた」と合わせると46.3%が増加。特に10代は39.0%が「増えた」と回答するなど、若年層の利用率が高くなっていることが判明した。
“音楽配信サービスの利用”については全体の15.3%が「増えた」と回答し、「やや増えた」と合わせると29.5%増加。年代別では「増えた」「やや増えた」合わせて10代は48.0%、20代は41.0%、30代は39.0%となり、若年層を中心に“音楽配信サービスの利用”が顕著に増えたことがわかった。
“書籍配信サービスの利用”についても同様で、「増えた」「やや増えた」合わせて全体の20.8%という結果に。年代別でもっとも多かったのは、30代の「増えた」「やや増えた」合わせて36.0%だった。
“オンライン配信作品の視聴(映画公開と同タイミングで公開されるもの)”については、全体の9.3%が「増えた」と回答し、「やや増えた」と合わせて20.3%に。年代別では20代と30代がほかの年代に比べて多く、20代は「増えた」「やや増えた」合わせて32.0%、30代も32.0%という結果だった。
“音楽ライブ配信サービスの利用”も全体の約2割が「増えた」「やや増えた」と回答。年代別では10代の27.0%、20代の30.0%、30代の30.0%が「増えた」「やや増えた」と回答し、若年層にサービス利用が広がり始めていることがうかがえる。
コロナ禍以前に比べて特に女性のほうが映画やコンサートや舞台などの公演に行く割合が減少傾向
「コロナ禍以前(2019年12月以前)、どのくらいの頻度で映画やコンサートや舞台などの公演等を見に行っていたか。また、現在はどのくらいの頻度で見に行っているか。」とたずねたところ、全体では、コロナ禍以前は「半年に1回以上」見に行った割合が56.2%、現在では38.8%と17.4ポイントの差がついた。
男女別を見ると、コロナ禍以前は「半年に1回以上」見に行った割合が男性51.7%、女性60.7%に対して、現在では男性41.3%、女性36.3%と、特に女性のほうが公演に行く割合が減っていることがわかった。
若年層中心に「自由視点の映像」「マルチアングル映像」「バーチャル空間」などへの関心の高まり 実際に利用したことがある人も
「コロナ禍以降(2020年1月以降)興味関心を持つようになったコンテンツについて、また実際に利用したものは何か」と質問したところ、10代・20代・30代を中心に「自由視点の映像」「マルチアングル映像」「バーチャル空間」などへの関心の高まりがあり、実際に利用したことがある人も出始めていることが判明した。特に「VR映像」については、30代の29.0%が興味関心を持ち、実際に利用したという回答が21.0%となった。
休暇をどのように過ごしたいかについては「動画配信サービスで一気見する」が34%でトップ
「まん延防止等重点措置が解除された現在、普段どのように休暇を過ごしているか。また、休暇をどのように過ごしたいと思うか。(複数回答)」とたずねたところ、全体の43.3%が「動画配信サービスで一気見する」と回答し、次いで「映画館で映画を見たり、近場にお出かけする」(25.8%)と回答。休暇をどのように過ごしたいかについては「動画配信サービスで一気見する」が34.0%でトップであるものの、「旅行やキャンプをする」が30.0%と続き、旅行やキャンプをするタイミングを伺っていることがわかった。
男女別では、普段の休暇の過ごし方について、どちらも1位は「動画配信サービスで一気見する」だったが、男性は次いで「スポーツをしたり観戦をする」「その他」と続いた。女性は「映画館で映画を見たり、近場におでかけする」「おうちの大掃除や模様替え・DIYをする」となった。希望する過ごし方については、男女どちらも「動画配信サービスで一気見する」に次いで「旅行やキャンプをする」を希望している様子がうかがえた。
調査概要
- 調査目的:コロナ禍や技術の発達を経て、アプリの使い方・エンタメ・お得情報へのアプローチがどう変容したのか実態を明らかにすること
- 調査時期:2022年4月22日(金)~2022年4月26日(火)
- 調査対象者:全国の15歳~69歳男女 700人
- 調査手法:インターネット調査(ネオ・マーケティング)