フィードフォースが提供するマーケターのためのデータフィード管理ツール「dfplus.io」は、パロニムが提供する次世代型インタラクティブ動画・LIVEソリューション「Tig(ティグ)」(以下、Tig)への対応を開始した。
パロニムが提供する「Tig」は、動画やLIVEの配信者が視聴者に届けたい商品や地図、クーポンなどさまざまな情報リンクを直接映像内に埋め込むことができ、ユーザーはわざわざ検索することなくリンクページに遷移することができるBtoB SaaS(クラウド上のソフトウェアサービス)。
dfplus.io×Tigの連携メリット
これまでは、埋め込みたい商品情報をあらかじめTigの管理画面に登録する必要があった。たとえば、20点の商品を登録するにはおおよそ30~60分ほどの時間が必要だったが、今回のデータフィード連携により、常にTigサーバーにすべての商品情報を同期しておけることから、即座に動画やLIVE内にあらゆる商品情報の紐づけが可能となり、煩雑さの解消が見込まれる。
また、Tig LIVE配信アプリ(Tig LIVE)や、2022年中に新規ローンチ予定のTig動画作成アプリ(Tig Creator)では、値札のJANコード(値札についているバーコード)をアプリ内カメラで読むことで映像への紐づけも可能であることから、フィード連携で事前にJANコードの登録も完了していれば、たとえばTig CreatorによるTig動画作成が、全工程2~3分で完了できるようになる。
課題解決と今後の期待
LIVEコマースや動画コマースをすでに導入、または現在検討中のユーザーのなかにも、準備や作成、運用に数時間かかることが懸念、改善希望対象になる事例が多数ある。そのため、今回のフィード連携は構想段階からすでに複数の企業で導入が具体化している。
また昨今では、LIVE配信と動画配信、それぞれが持つ異なるバリューの相乗効果が実績として注目されるなか、双方のデータをつきあわせて解析運用することで、深いエンゲージメントや自社サイトでの顧客のロイヤル化などへの期待が高まっている。