LeanGoは、無料でウェブサイトのページスピードや課題を自動解析するLPOチェッカーのリリースを発表。
ランディングページなどのウェブサイト改善活動は大きく分けると5つのステップがある。
- 分析による課題の抽出
- 課題に対する打ち手の洗い出し
- 打ち手の優先度づけ
- 優先度の高い打ち手の実施
- 実施した打ち手の振り返り
同社によると、世の中のマーケティングツールの多くは、ひとつめの「分析による課題の抽出」までしか対応していない。また、そこにかかる費用は規模の小さな企業では負担することが難しく、規模の大きな企業でも使いこなせない場合に負債としてのしかかる。これでは5つあるステップのうちひとつめでつまずいてしまうため、サイト改善活動が滞ってしまっていた。
同社はその課題を解消することを目的として、LPOチェッカーを開発した。
また、同機能は事業会社だけではなく、広告代理店や制作代理店などがクライアントのランディングページの調査を行うことにも期待。新規案件のコンペや、既存案件のCVR改善の際に、LPOチェッカーを使用することで、提案準備やパフォーマンス改善の効率化を図ることができる。
LPOチェッカーとは
診断したいランディングページなどのウェブサイトのURLをコピー&ペーストして「分析を開始」ボタンを押すことで完了する。得られる項目は、現時点では動作速度を検証した「パフォーマンス」とユーザーの利用しやすさを検証した「ユーザビリティ」のふたつ。また、各項目に対して具体的な改善内容が提示されるのも特徴となっている。これにより打ち手の検討をスムーズに行うことができる。
同ツールは、今後もアップデートを繰り返していく予定。今後の実装予定としては、類似するウェブサイトの自動収集などを控えている。※実装予定は変更になる可能性がある。