デザインの力でビジネスを前進させるグローバルデザインカンパニー「グッドパッチ」、と「デザインを愛せ。」をミッションに企業のブランディングやデザインを手がけるスタジオディテイルズ(以下、ディテイルズ)は、2022年12月19日に開催されたグッドパッチ取締役会において、2023年1月1日付で難波謙太氏がディテイルズの代表取締役社長に就任する人事を決議した。なお、海部洋氏は2022年12月31日をもって代表取締役社長を退任し、2023年1月1日付でディテイルズの顧問に就任する。
難波 謙太氏
新役職名:株式会社スタジオディテイルズ 代表取締役社長(旧役職名:株式会社グッドパッチ デザインディレクター、株式会社スタジオディテイルズ 代表取締役副社長)
海部 洋氏
新役職名:株式会社スタジオディテイルズ 顧問(旧役職名:株式会社スタジオディテイルズ 代表取締役社長)
就任の背景
ディテイルズは、2009年に海部洋氏と服部友厚氏によって創業され、企業のブランディングや新規事業開発からウェブシステムやアプリ開発などに至るまで、クリエイティブとエンジニアリングの2軸の強みを活かして、顧客基盤を拡大し続けてきた。
「神は細部に宿る(God is in the details.)」という信念から生まれた社名のとおり、質の高いデザインを追求し続け、国内外で80以上のデザインアワードを受賞している。2021年12月には、グッドパッチによる株式の100%取得にともないグッドパッチグループの一員となりましたが、今回事業のさらなる成長と両社のシナジーを加速するため、経営体制の変更を決定した。
新たに代表取締役社長に就任する難波氏は、2018年よりグッドパッチのデザインディレクターを務めてきた。2019年には「BX(ブランドエクスペリエンス)デザイン」領域に特化したチームの立ち上げを行い、クライアント企業のインナー・アウター両方における一連のブランド体験のデザインに取り組んできた。2021年12月にディテイルズの取締役就任以降は、ディテイルズへのBXデザインチームの統合をはじめ、海外でのデザインマネジメント経験を活かし、ディテイルズによる支援領域の拡大など、事業成長に務めている。
海部氏ならびに服部氏はディテイルズの顧問に就任し、引き続き同社事業に関わっていく。今後もミッション実現に向けて両社のシナジーを発揮し、さらなる成長を続けていく。
難波 謙太氏 略歴
高校卒業と同時に単身渡英、1998年英国美術大学グラフィックデザイン学科卒業。14年間ロンドンを拠点にロンドンオリンピックをはじめ、ホンダ、ナイキ、ジャガーなどさまざまなグローバルプロジェクトの企画・デザイン・クリエイティブディレクションを手がける。2018年にグッドパッチにデザインディレクターとしてジョインし、サントリー食品インターナショナル、出前館、丸井グループなどのプロダクト開発やブランド構築プロジェクトに携わる。2021年12月からはグッドパッチグループ入りしたスタジオディテイルズの取締役に就任、2023年1月よりスタジオディテイルズ代表取締役社長に就任予定。
難波 謙太氏コメント
ディテイルズは、最後の1ミリまで徹底して品質にこだわり抜くコミットメントで海外アワードも多数受賞し、国境を越えて評価をいただいてきました。
グッドパッチは「デザインの力を証明する」をミッションに掲げ、新規事業立ち上げやプロダクト開発に強みをもつデザイン会社です。今後クリエイティブの領域で両者の強みで共創していくことで、さらに驚きのあるデジタル体験への挑戦や高品質なブランドデザインなどを通じて、クライアントの企業価値向上に貢献して参ります。