ウェブサービス・アプリのデザイン・開発を請け負うスタートアップテクノロジーは、「プロダクトリデザインパッケージ」の提供を開始する。
プロダクトリデザインパッケージとは
同社はこれまで、スタートアップ・ウェブ系ベンチャー企業のプロダクト立ち上げフェーズでの相談を中心に、初期のアイディア可視化やプロトタイプ制作、MVP(Minimum Viable Product)システム開発などのプロジェクトに参画し、スタートアップする企業のプロダクトづくりに取り組んできた。
しかし、プロダクトはリリース後も、継続して使いやすさなどを意識しながら改善・運営をおこなっていくものであるため、今回、既存プロダクトのデザイン面でのアップデート=プロダクトリデザインに悩む人に向け、プロダクトリデザインパッケージの提供を開始する。
プロダクトリデザインパッケージは、プロダクトをより使いやすく、よりつくりやすい状態にアップデートし、効率よく継続的に改善・運営していきたい企業におすすめのパッケージとなっている。
プロダクトリデザインパッケージの特徴
エンジニアとの連携を見据えたデザイン制作
デザインデータを納品して終わりではなく、バックエンドエンジニアとコミュニケーションをとり、プロダクトにデザインを反映させるところまで並走する。システム側の実装コストなどの兼ね合いでデザイン調整が必要になった場合には、デザイナーがデザインを再検討することも可能。
HTML、CSS、JavaScriptなどのコーディングについても、コードを納品して終わりではなく、Ruby on Railsなどのシステム上で行い、組み込み作業の負担が軽減されるプロセスで進行。Gitを用いた開発フローにも対応している。
プロダクトリデザインパッケージが解決する課題
デザイナー不在で、プロダクト公開後の使いやすさ改善に手がまわらない
- 初期デザインを依頼していた会社との契約が終わり、デザイナーが不在で手直しが困難
- 操作方法に詳しくないと迷ってしまう箇所があるが、改善方法がわからない
- 画面構成や入出力を最適化して、業務を効率よく進めたい
プロダクトリデザインの効果
- デザインルールが整備され、開発サイクルに合わせた改善がしやすくなる
- ユーザーが直感的に操作方法を理解できる
- 情報が適切な粒度で表示され、効率よくタスクをこなせる
リデザインの制作プロセス
既存システムとの整合性をとりながら進行
リデザインをする際には、既存システムを捨てるのではなく活かしつつ、ユーザーとの接点となる部分のデザインを検討する。
まずは現状の業務フローやシステムの全体像を把握し、ユーザーがプロダクトの利用でつまづきがちなポイントを洗い出す。その後、適切なページ分割やナビゲーション設計の見直しを検討。ユーザーの利用フローに合わせた画面設計、言葉づかい、入力インターフェースの最適化などを行う。
バラバラになりがちな配色についても、メインカラーやサブカラーを整理し、UIデザインに反映し、開発が効率よく進められるようにデザインルールの整備なども行う。
制作進行に関するコミュニケーションについては、デザインデータができた段階でプロトタイプを作成し、使い勝手をチェックしたり、デザイン変更に伴うシステム改修のサポートに並走することもご対応可能。