ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が運営するネットオークションサービス「ヤフオク!」は入札時の本人確認を必須とし、著名人やインフルエンサーが、自身のコンテンツや活動にオークションをより安全安心で効果的に活用できる「スペシャルオークション」の提供を開始した。
「ヤフオク!」には、魅力的な出品アイテムを求めてオークションに入札したり、オークションに参加しなくても、落札までの白熱した競りの様子を見届けたりする楽しみ方もある。多くの著名人やインフルエンサー、動画クリエイターが自身の愛用の品や特別な体験の機会などを出品し、出品アイテムの希少性や価値に応じて入札金額が上がっていく「ヤフオク!」ならではの盛り上がりを、自身の動画コンテンツや発信活動に活用している。
このような「ヤフオク!」の醍醐味をさらに多くの人に知ってもらい、インフルエンサーやクリエイターのコンテンツに「ヤフオク!」をより効果的に活用してもらいたいという思いから、「スペシャルオークション」の提供を開始した。
「スペシャルオークション」では、貴重なアイテムが落札され、ユーザーの手に届くまで、安全安心でスムーズに取引できるよう入札時の本人確認を導入。入札を希望するユーザーは、事前にYahoo! JAPANに本人確認書類を提出し、Yahoo! JAPANの審査を経て入札が可能となる。
入札時の本人確認は、さまざまな課題解決や支援を目的としたチャリティーオークションや、希少な名車を後世に残すための「コレクションカーオークション」などですでに導入しており、「いたずら入札」の防止を実現するだけでなく、購入意思の強いユーザーにオークションを楽しんでもらっている。
同サービスは、SNSサービス(Twitter、Instagram、TikTok、YouTube、Facebookなど)でのフォロワーまたはチャンネル登録者数が10,000人を超えるアカウントを持つユーザーを対象としており、Yahoo! JAPANへの利用申請および審査を経て利用ができる。
「スペシャルオークション」の利用に際して追加の費用は発生せず、通常オークションと同じく落札システム利用料など、出品者にかかる利用料のみで利用が可能。