ゲーム配信プラットフォーム「Mirrativ(ミラティブ)」を運営するミラティブは、丸井グループが展開する「マルイ」「モディ」や「エポスカード」との共創を開始することを発表した。
丸井グループとミラティブの共創内容
- 丸井グループが持つ大型店舗「マルイ」「モディ」を利用したゲームのオフラインイベント実施
- 丸井グループと提携したクレジットカード「Mirrativエポスカード」を発行
ミラティブは、丸井グループとの共創を通して、オフラインでの交流を含むゲームコミュニティの活性化に注力するとともに、配信者への経済還元の拡充に取り組み、ミラティブ独自のクリエイターエコノミーの確立を目指す。
丸井グループとミラティブの共創について
ミラティブは、ライブ配信プラットフォームMirrativを通して、共通の趣味をもつ仲間とつながり交流するアットホームで居心地の良い空間をオンライン上に提供してきた。その結果、ミラティブにおける配信者同士のギフトの贈り合いは累計1.5億回を突破し、ユーザーの「好き」があふれるプラットフォームへと成長した。
丸井グループは、2026年3月期までの中期経営計画において、「将来世代の未来を共に創る」「一人ひとりの『しあわせ』を共に創る」「共創のプラットフォームをつくる」という3つのテーマからなる「インパクト」を設定している。このインパクト達成のために、「一人ひとりの『好き』を応援」を重点目標のひとつとしている。
今回、両社の願いが通じ、ユーザーの「好き」を応援することを目的とした、包括的な協力体制を築いた。ミラティブは、丸井グループがもつ多くのアセットを活用し、ミラティブ上にあふれるさまざまな「好き」を表現し伝える手段を多様化させていくことで、ゲームや配信者のコミュニティの活性化に注力していく。
ゲームファン同士がリアルに交流できるオフラインイベントを開催
2020年以降、コロナの影響で、さまざまなオフラインイベントが開催中止となり、ゲームが好きなユーザー同士がリアルに交流する場をなかなか持てずにいた。
マスク着用が自主判断となり、「ポスト・コロナ」に突入した今、ミラティブは丸井グループの「マルイ」や「モディ」を活用した、ゲームのオフラインイベントの開催やポップアップストアの出店に注力する。
リアルな場での直接的なコミュニケーションや交流を創出することで、コミュニティはより活性化し、ユーザーのゲームへの熱量が高まり、それが事業成果にもつながるとの考え。
『Sky 星を紡ぐ子どもたち POP UP STORE at 有楽町マルイ Presented by Mirrativ』『コトダマン5周年記念!ポップアップストア at 有楽町マルイ Presented by Mirrativ』のゲームタイトルでは、有楽町マルイでのポップアップショップの出店がすでに決定。これ以降も「マルイ」「モディ」にて、ゲームタイトルとコラボしたオフラインイベントを企画中。
配信者の新しい収益のかたちを提案するクレジットカード「Mirrativ エポスカード」が今年5月に登場
ミラティブは、Mirrativを通して、誰でもなりたい自分でライブ配信できる空間を実現している。近年は、夢や目標のためにお金を稼ぎたい配信者を、収益面でもサポートする取り組みにも注力してきた。2023年5月に登場予定のクレジットカードは、Mirrativをよりお得に楽しめる特典も付加したカードになっている。
Mirrativをもっとお得に楽しめるふたつの特典
- 「Mirrativエポスカード」の新規入会で、Mirrativで使えるミラティブコイン2,000コインを進呈
- 「Mirrativエポスカード」でコインを購入すると、ボーナスコインを進呈
今後は、フィンテックでの共創を通じて、ファンからのギフトやプラットフォームに依存しすぎない収益経路を提供し、配信者がより配信やクリエイティブな活動に集中できるような環境を目指す。本取り組みの詳細に関しては、「配信者を応援したい」というファンの気持ちと、「配信で生活したい」という配信者の気持ちのどちらにも寄り添えるように、鋭意検討中。追って、発表される。