フォントワークスは、書体「筑紫オールドゴシック」の新ウエイト「UL(ウルトラライト)」と、新書体「はるなごみ」をリリースした。
新書体「筑紫オールドゴシック UL」について
「筑紫オールドゴシック」は、フォントワークス書体デザインディレクター 藤田重信氏が2014年に、金属活字時代に存在していたかのようなゴシック体をイメージしながら設計した書体。漢字や仮名の引き締まったふところ、伸びやかなはらい、筆の名残りを感じる豊かな抑揚が特徴。
そんな書体の新ウエイトとして今回「筑紫オールドゴシック UL(ウルトラライト)」が登場。金属活字の味わいを持たせつつ極限まで細くした同書体は、クラシカルでこれまでにない新しいアプローチのゴシック体となっている。
書籍やポスターのタイトルなど、スペースいっぱいに文字を大きく使った際、その魅力を存分に発揮する。
また、同フォントのリリースを記念して、「筑紫オールドゴシック」の魅力をより深く知ることができる特設サイトをオープン。視覚と聴覚で文字を感じることができる。
新書体「はるなごみ」について
ULと同日にリリースされる新書体「はるなごみ」は、その名の通り、爽やかかつコロコロと可愛らしい「春に和む」ような書体。
全体的に縦に長いシルエットで、スピード感のある直線的なパーツとお茶目で丸みのあるパーツが組み合わさることで、「爽やか」で「無邪気なかわいさ」といった雰囲気に。上部だけが大きい、ハライが短いといった骨格のアンバランスさも特徴となっている。