YouTubeやTikTokをはじめとするクリエイター支援事業・コンテンツ制作事業を展開するBitStarは、独自開発する分析ツール「IPR(インフルエンサーパワーランキング)」のデータに基づき、2023年1月〜3月(集計期間:2023年1月1日~3月20日)に活躍した動画クリエイターや動画チャンネルのランキングを発表した。
同集計結果の詳細は、次のとおり。
チャンネル総再生数ランキング(ショート動画クリエイターを除く)
集計期間中にYouTubeに投稿された動画において、同期間中に多く再生されたチャンネル(ショート動画クリエイターを除く)のランキング。
インフルエンサー・アナリスト 大山純平氏による「チャンネル総再生数ランキング」総括
ショート動画クリエイターを除いたランキングを算出したところ、東海オンエアやフィッシャーズ、コムドット、はじめしゃちょーなどの古参クリエイターが変わらず人気を博していることが判明した。とはいえ、古参クリエイターも全体の再生数のなかでショート動画の割合は高く、フィッシャーズが55%、きまぐれクックが76%という結果に。2023年2月1日よりYouTube ショートの収益化が始まって、今後はショート動画クリエイターと通常動画クリエイターの垣根がなくなっていくことが想定される。
チャンネル総再生数ランキング
集計期間中にYouTubeに投稿された動画において、同期間中に多く再生されたチャンネル(ショート動画クリエイターも含む)のランキング。
インフルエンサー・アナリスト 大山純平氏による「チャンネル総再生数ランキング」総括
2022年に引き続き、2023年もチャンネル総再生数ランキングではショート動画クリエイターが席巻。2022年から変わった点としては、6位のシンガー「斎藤アリーナ」が2023年1月11日からショート動画を始め、TikTokと連動させたお菓子を作る動画で視聴数を獲得している。また、8位の「Gintube」はダンサー、10位の「Yoshipapa / よしパパ」はショート動画クリエイターでは珍しいファミリー系クリエイターである。海外を意識したコンテンツ以外にも、ショート動画の幅の広さが見られるランキング結果となった。
動画再生数ランキング
集計期間中にYouTubeに投稿された動画において、同期間中のショート動画(YouTube Shorts)を除く動画1本あたりの再生数のランキング。
インフルエンサー・アナリスト 大山純平氏による「動画再生数ランキング」総括
2022年から変わらず、ウェブCMとMVが目立つ結果に。CMに関しては、1位・3位の「JT」や8位・10位の「ソニー損保」など、複数クリエイティブを配信することで露出量を保っている企業の戦略も垣間見える。
新規開設チャンネルランキング
集計期間中に新しく開設されたYouTubeチャンネルの、同期間内での登録者数のランキング。
タイアップ動画ランキング
集計期間中にYouTubeに投稿されたタイアップ動画(広告コンテンツ)で、同期間に多く再生されたランキング。
ショート動画ランキング
集計期間中にYouTubeに投稿されたショート動画で、同期間に多く再生された1分以内のショート動画「YouTube Shorts」の再生数ランキング。