VRMコンソーシアム、ユーザー制作の優れた3Dアバター作品を決める「アバターアワード2023」開催決定

  • X
  • Facebook
  • note
  • hatena
  • Pocket
2023/09/28 16:00

 VRMコンソーシアムは、メタバース上での自己の分身「アバター」の文化振興とクリエイターの社会的認知度向上を目的として、「アバターアワード2023」の開催を発表した。

 作品募集期間は、2023年10月2日(月)から10月23日(月)まで。2023年12月22日(金)の「アバターアワード2023授賞式」で受賞者を決定する。審査員には、今回初参加となるゲームディレクターのヨコオタロウ氏や、ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓氏を迎え、VRイベント「Vket 2023 Winter」来場者の人気投票で決める「ユーザー賞」を新設する。

アバターアワード2022の投稿作品特設展示会場
アバターアワード2022の投稿作品特設展示会場

 2020年にスタートした「アバターアワード」は、独創的な進化を続けるアバター文化の振興とクリエイターの社会的認知度向上を目的に、一般より広く3Dアバター作品を募集し、優れた作品を表彰するアワード。これまで述べ800を超える作品が応募され、多様な分野の第一線で活躍するクリエイター陣がプロフェッショナルの視点から、アバターのキャラクター性・ファッション性・先進性を評価し、選出してきた。

 4回目の開催となる「アバターアワード2023」では、選ばれた優秀作品は「アバターアワード2023授賞式」の生放送のバーチャルランウェイにて紹介、表彰される。審査員は、『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズや『ニーア』シリーズなどで知られ、世界中にファンを持つゲームディレクターのヨコオタロウ氏をはじめ、人気ファッション誌の『ViVi』など数々の雑誌を手がけてきたファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓氏など、コンテンツ産業やファッション業界の著名クリエイター陣が務める(審査員追加予定)。

 募集部門は、アバターを評価する「アバター部門」とアバター同士の交流が伝わる写真を評価する「アバターライフ部門」の2部門。また、今回はHIKKYと協力し、同社が主催する大型VRイベント「Vket 2023 Winter」(開催期間:2023年12月2日~12月17日)の会場にて、最終審査ノミネート作品の人気投票で決める「ユーザー賞」を新設する。