REALITY XR cloudとJR西日本グループ、2024年3月に「バーチャル大阪駅 3.0」を開業

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2023/12/22 15:00

 REALITY XR cloud、西日本旅客鉄道、JR西日本コミュニケーションズ、株式会社JR西日本イノベーションズは、「バーチャル大阪駅 3.0」を2024年3月に開業する。

 JR西日本グループでは、初のXR施策として2022年8月にリアルの大阪駅をバーチャル上に再現した「バーチャル大阪駅」を開業し、リアル同様に駅がバーチャルでも集客力を発揮することを証明した。続く第2弾となる「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」では、REALITY XR cloudと協力し、ユーザーの自律的な発信活動を可能とするさまざまな仕掛けを構築することで、スマートフォン向けメタバース「REALITY」上のワールドで過去最高の来場者数を記録するなど、バーチャルならではのさらなる集客を実現している。

 3度めの取り組みとなる「バーチャル大阪駅 3.0」は初めて企業/団体の出展を広く募り、ユーザーと企業がコラボレーションする新たな発信の場を構築する。バーチャル大阪駅をリアルの駅を超えたビジネスの場とし、新たな価値の創出に挑戦する。

「バーチャル大阪駅 3.0」ワールドイメージ(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)
「バーチャル大阪駅 3.0」ワールドイメージ(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)

JR西日本グループの「人、まち、社会の未来を動かすビジネスチャレンジ」

 JR西日本グループでは、未来社会とその課題を見据え、将来にわたって価値を創造する企業グループへと進化すべく、「中期経営計画2025~ポストコロナへの挑戦~」において「新たな事業の創出」を重点戦略のひとつに定め、人、まち、社会の未来を動かすビジネスチャレンジを加速させている。その取り組みの一環として、デジタル技術の活用を通じて、リアルで多彩な機能性と社会性を発揮する「駅」をバーチャル上に拡張し、より活用度が高くさらに創造性豊かな新たな事業フィールドを構築すべく、2022年夏よりXRビジネスへの挑戦を進めている。

「バーチャル大阪駅 3.0」概要

  • 名称:「バーチャル大阪駅 3.0」(英字表記:Virtual OSAKA Station 3.0)
  • 事業主体:西日本旅客鉄道株式会社、株式会社JR西日本コミュニケーションズ、株式会社JR西日本イノベーションズ
  • 公開期間:2024年3月上旬 ~ 2025年3月下旬(※詳細は決定次第改めて発表される)
  • 参加方法:利用されるスマートフォンへアプリ「REALITY」のインストールと無料アカウント(アバター)作成が必要。アプリ内の「ワールド」タブに表示されている「バーチャル大阪駅 3.0」を選択すると参加できる。(※参加方法は変更となる場合がある)

「バーチャル大阪駅 3.0」での新たな体験

1.駅をバーチャルでも“旅立ちの場”に。「バーチャル大阪駅」のプラットホームからさまざまなワールドへ!

「バーチャル大阪駅 3.0」では、リアルの駅の機能である“旅立ちの場”がバーチャルで再現され、バーチャル大阪駅からスマートフォン向けメタバース「REALITY」で展開される各ワールドへの移動が可能となる。バーチャル大阪駅の改札口の発車標には、実際の列車案内さながらにさまざまなワールドへの案内が表示され、駅のプラットホームからさまざまなバーチャル空間への旅が始まる。

バーチャル大阪駅のプラットホームから様々なワールドへ移動が可能(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)
バーチャル大阪駅のプラットホームからさまざまなワールドへ移動が可能(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)

2.バーチャルで駅を“イベント会場”に 「バーチャル大阪駅」で自由な自己表現を実現

第2弾となる「バーチャル大阪駅  うめきたワールド」では、ユーザーが自由にバーチャル空間の中で記念撮影や配信活動を楽しんだり、その様子をSNSで拡散するといった、バーチャルならではの駅の楽しみかたを体験してもらった。今回の「バーチャル大阪駅 3.0」は、リアルの駅では実現困難な表現活動の可能性をさらに拡張するべく、ユーザーの自己表現や発信の場として活用できるさまざまな仕掛けを用意する。

たとえば、バーチャル大阪駅にステージや展示エリアを設け、リアルの駅では実現が難しいユーザー個人が主催するイベントや情報発信を可能にする。また、多くのユーザーから支持されるなど優れたコンテンツにはリアルの大阪駅と連携したイベントを用意し、リアルも掛け合わせた新たな表現の機会の提供も計画している。詳細は決定次第改めて発表する。(企画内容は変更となる可能性がある)

バーチャル大阪駅構内のステージで配信イベントの開催可能(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)
バーチャル大阪駅構内のステージで配信イベントの開催可能(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)

3.バーチャルなら駅はリアルを超える“ビジネスフィールド”に 「バーチャル大阪駅」を丸ごとジャックしたプロモーションも

第2弾となる「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」では、計47日間の期間中に約6,00万人が来場した。日ごろ大阪駅を利用するユーザーのみならず、国内外からの来場者も多く、バーチャルならではの多様な人々が集う空間が創造された。初の通年開業となる「バーチャル大阪駅 3.0」は、前回を上回るさらに多くの来場者を見込んでおり、この多様な人々が集う空間をプロモーションフィールドとして、広く企業/団体に利用してもらいたいと考えている。バーチャル内広告やブース出展といった方法のほか、リアルでは実現困難な駅を丸ごとジャックしての宣伝やリアルの大阪ステーションシティを構成する店舗との連携販売など、バーチャル大阪駅はリアルの駅以上のプロモーションフィールドとなる。

「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」では計47日間で国内外約600万人のユーザーが来場
「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」では計47日間で国内外約600万人のユーザーが来場
リアルで実現困難な大阪駅のジャックも可能(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)
リアルで実現困難な大阪駅のジャックも可能(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)

4.バーチャルならでは 「バーチャル大阪駅」でユーザーと企業/団体との“コラボレーション”を実現

さまざまなバーチャル空間とつながり、ユーザーが自由な自己表現を楽しみ、企業/団体がユーザーに対するプロモーション活動を行うバーチャル大阪駅は、ユーザーと企業/団体との共創も実現する空間となる。たとえば、企業/団体が出稿する広告“コンテンツ”を通じて、ユーザーとよりインタラクティブなコミュニケーションを果たすなど、新たな情報発信チャネルになる可能性もある。

ユーザーと企業プロモーションとの“勝手”コラボレーションで情報発信(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)
ユーザーと企業プロモーションとの“勝手”コラボレーションで情報発信(※イメージ画像や内容は変更となる場合がある)

 REALITY XR cloudとJR西日本グループは、「バーチャル大阪駅 3.0」を通じて、ユーザーと企業/団体が共創する新たな空間を社会に提案し、新しい“価値共創フィールド”として育成を図り、様々なパートナーとともに未来を動かす多様なビジネスの創出を目指す。