アイリッジら、日立製作所のBtoBtoCマーケティング戦略のコミュニケーションプランニングとツール制作を支援

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2024/04/10 10:00

 アイリッジと、連結子会社でマーケティングに関するコミュニケーションデザイン事業を展開するQoilは、日立製作所の金融機関向けソリューションのBtoBtoCマーケティング戦略支援として、コミュニケーションプランニングおよびツール制作を行ったことを発表した。

コミュニケーションツール例:営業資料表紙
Branch in Mobile 動画スクリーンショット
法人向けデジタルチャネル統合プラットフォーム 動画スクリーンショット
オープンAPI管理サービス 動画スクリーンショット

 対象ソリューションは、銀行窓口業務をデジタルシフトする「Branch in Mobile」、地域企業の経営を支える「法人向けデジタルチャネル統合プラットフォーム」、金融と非金融をつなぎ新たな価値を創造する「オープンAPI管理サービス」の3つ。

 今回のBtoBtoCマーケティング戦略に基づく各種コミュニケーションツールは、2024年3月14日・15日に開催された「デジタルバンキング展2024」(以下「DBX2024」)から展開がスタートしており、今後は営業活動などでも活用されていく予定。

BtoBtoCマーケティング支援の概要

 今回、日立製作所のDBX2024出展に際して、オンラインセミナーで使用する各ソリューションのプレゼンテーションをプランニングして欲しいという要望を受けた。これに対し、オンラインセミナー以降の営業展開にも活用できるよう、キーワードとなる「未来の銀行」のあるべき姿の策定から、各ソリューションが地域金融機関担当者にもたらすベネフィット・未来の姿の可視化、地域金融機関担当者の態度変容を促すために必要なコミュニケーションの種類や順番を提案し、採用された。

 コミュニケーションツールとしては、オンラインセミナー用のプレゼンテーション動画一式をプロデュースしており、3ソリューションそれぞれのプレゼンテーションの台割作成から資料や台本の制作、ナレーターのキャスティングや動画収録まですべて担当した。

今後の展望

 アイリッジでは2023年4月に、広告やマーケティング、ウェブ/アプリ開発、データ解析、UI/UXなどあらゆる領域に精通し横串でコントロールする統合プロデューサーを集めた専門組織「プロデュース部」を新設し、Qoilのコミュニケーションデザインスペシャリストとのチームによる、企業の課題解決支援を開始した。その後、今回の日立製作所の他にも大手金融機関やメディア、自治体などに採用され、コミュニケーションデザインの戦略立案からデジタルとリアルを統合した施策の企画・実行まで、幅広く支援を行っている。

 支援事例が増え、需要の多い内容が見えてきたなかで、今回正式に「ビジネスプロデュース支援」としてサービス化。今後は同サービスの拡販を通じて、より多くの企業の課題解決を目指す。

アイリッジのビジネスプロデュース支援について

 経験豊富な統合ビジネスプロデューサーを核とするスペシャリストチームにより、ブランディング、認知向上、新規顧客獲得、顧客満足度改善、店頭露出など、企業の課題に対して全方位から支援するサービス。顧客が求める期待値が複雑になり、多様性を増していくなか、あらゆるソリューションを活用してワンストップで課題を解決し、目指す目標へプロデュースを行っていく。

 プランは3種類用意されており、さまざまな切り口での分析を通じた現状課題の整理から、顧客/潜在顧客のインタビュー調査、戦略策定、施策実行支援まで、ニーズに合わせた対応が可能。統合マーケティング戦略、BtoBビジネスグロース戦略、地域DX、CRMマーケティングといったコミュニケーション領域と、自社ソリューションを主軸としたテック領域の両軸で支援する。