P.A.I.(パーソナル人工知能)をはじめ、AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行うオルツは、Stability AI Japanと共同で、音声、画像、映像における生成AIの新たなユースケース確立に向けた連携を開始することを発表する。
本連携によって、オルツとStability AIは、オルツが持つ深層学習や大規模言語モデル(LLM)などの AI技術とStability AI が持つ先進的な生成AI技術を活用した研究開発を加速させ、新たなコンテンツの創出や、既存のメディアコンテンツの再構築など、幅広い分野での応用を推進していく。
連携の背景
ChatGPTの台頭以降、LLM/生成AIへの期待は膨らみ続けている。しかし、社会実装されたプロダクトはグローバルでも多くないのが現状。資金調達実績、開発人材、開発ノウハウで生成AI業界を牽引し、LLM開発に留まらず、それを活用したプロダクト開発に強みを持つオルツとStability AIが連携することで、日本市場に根ざした生成AIのユースケース確立を目指していく。
また、日本市場は、アニメなどの豊富なコンテンツを有している。クリエイターとカスタマー双方の質も高く、オルツとStability AIの技術力を活用して生成AIの社会実装に向けて協働することで、グローバルに先駆けたユースケースを日本から生み出していく。
Stability AI 日本代表 Jerry Chi氏からのコメント
日本市場での生成AIプロダクトの開発を加速しているオルツ社と共に、Stability AIが掲げる生成AIのアクセスを広げ、多様なクリエイティブやビジネスの可能性を引き出すというビジョン実現のため、連携を強化し、より質の高いサービスを届けていくことを楽しみにしています。