ピクスタ、「Creative Trend 2020」発表 検索ワードや販売動向から2020年のトレンドを予測

2019/12/19 10:45

 ピクスタが運営する、写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」は、同サイト内で検索されたキーワードと販売された写真・イラストを分析し、2020年の写真・イラストのトレンドを考察した「Creative Trend 2020」を発表した。

 Creative Trendとは、社会背景と写真・イラストのビジュアルトレンドをかけ合わせて分析・考察した「次年に求められるテーマとビジュアル表現」を指す。

 ストックフォトサイトを運営する同社でプロジェクトチームを発足し、日本の社会トレンドと、同サイトを通じて日本で購入された写真・イラストの傾向、検索キーワードを元に分析。3年間の検索キーワードの変化上昇率、ビジュアル表現の移り変わりを元に、今後、日本でより求められるであろうテーマとそのビジュアル表現について考察したものである。

 2020年のクリエイティブトレンドとして選んだテーマは、以下の4つ。

脱・東京

ネオシニア

グラデーション

躍動する肉体

 2020年という節目の年、トレンドにあげた4つのテーマに共通するのは「新時代」そして「可能性」。

 超高齢化社会を迎えた日本において、高齢者の存在も、固定観念や既成概念にとらわれない自分らしさを貫いていける新時代。

 働き方改革や2025年の大阪万博などを背景に、テレワーク、リモートワーク、地方移住など、働き方も生き方もより自由度を増していく可能性。

 デジタル時代のネオン感を表しながら、移ろいゆく新時代の可能性の幅を広げていく色彩表現。

 そして2020年の象徴たる東京オリンピック・パラリンピック開催という時代背景を元に、人々の健康志向も踏まえて新しい時代を切り開いていく躍動的な人間の姿を描くものを、2020年のトレンドテーマとして選出した。

 さらに、本年から新たに「表現トレンド」として、人物・静物・風景の各分野の表現の移り変わりも考察。その他、近年人気の「フィルム調の写真」に対して、一過性のブームではなく、ひとつのジャンルとして確立したことを示した。

人物表現:大胆な構図とコントラストを活かした奥行きある色彩
静物表現:人の気配を感じる日常のひとコマを切り取るストーリー性
風景表現:ドラマチックな演出と、絵画のような1枚絵としての完成度

フィルム調の確立:非デジタルへの憧憬と懐古からフィルムっぽさは1表現に