Z世代を対象としたシンクタンク組織「Z総研」は、Z世代を対象とした「TikTokショートドラマ」に関する意識調査を行った。
調査概要
- 調査時期:2023年12月16日~12月17日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:全国 17歳以下135名、18〜22歳68名、23歳〜25歳12名、計女性215名
調査サマリー
- 1日TikTokを1〜3時間程度見ているZ世代が50.2%
- 85%以上のZ世代がTikTokのショートドラマ広告にポジティブな印象を持っている
- 43%のZ世代がTikTokのショートドラマ広告がきっかけで、商品の購入・サービス利用をしたことがある
1日1〜3時間程度TikTokを見ているZ世代が半数以上
「TikTokを1日にどのくらいの時間見ているか?」とたずねたところ、「1時間〜2時間未満(27.6%%)」と回答した人がもっとも多く、次いで「2時間〜3時間未満(22.6%)」という結果となった。
TikTokの1コンテンツを30秒だと仮定して1日に2時間TikTokを見ているとなると、約240ものコンテンツを見ている計算となり、Z世代が日々TikTokからだけでも膨大なコンテンツや情報をキャッチしていることがアンケート結果からうかがえる。
85%以上のZ世代がTikTokのショートドラマ広告にポジティブな印象
「TikTokのショートドラマ広告に対する印象」についてたずねたところ、「ややポジティブな印象(52.9%)」がもっとも多く、次に多い回答が「ポジティブな印象(33.0%)」という結果になり、Z世代の約86%がTikTokのショートドラマ広告にポジティブな印象を持っていることがわかった。
TikTokショートドラマがきっかけで商品・サービス・ブランドを認知したことがあるZ世代は83.7%
アンケートにて「TikTokのショートドラマ広告がきっかけで、これまで知らなかった商品やサービス、ブランドを知ったことはありますか?」とたずねたところ「数回ある(46.6%)」と回答した人がもっとも多く、次に多い回答が「何度もある(32.6%)」という結果になり、Z世代の83%以上がTikTokのショートドラマのコンテンツを通して、商品やサービス・ブランドの認知に繋がっていることがわかった。
Z世代にとってTikTokのショートドラマ広告が、商品・サービス・ブランドへの興味の入口になっている
アンケートにて「TikTokのショートドラマ広告がきっかけで、商品やサービス、ブランドに興味を持ったことはあるか?」とたずねたところ、「数回ある(45.2%)」がもっとも多く、次いで「何度もある(22.6%)」が多い結果となり、Z世代の67.8%以上がTikTokのショートドラマ広告がきっかけで、商品やサービス、ブランドに興味を持ったことがあると判明した。
43.9%のZ世代がTikTokのショートドラマ広告がきっかけで、商品購入やサービス利用経験あり
アンケートにて「TikTokのショートドラマ広告がきっかけで、商品を購入したりサービス利用をしたことはあるか?」とたずねたところ、「全くない(56.1%)」がもっとも多く、次いで「数回ある(26.7%)」が多い結果となり、購入や利用を一度でもしたことがあるZ世代と購入や利用を一度もしたことがないZ世代とでおおよそ差がない結果だった。