インテリジェントなコンテンツクラウドを提供するBox, Inc.、Box Hubsの一般提供を開始したことを発表した。Box Hubsは、シンプルでカスタマイズ可能なポータル機能で、個人やチームが企業内のコンテンツを整理し、公開する方法に革新をもたらす。Box HubsでBox AIを活用することで、業務に必要な正確で最新の情報をこれまで以上に簡単に見つけ、すべての人が同じ見解のもとで、企業コンテンツからインサイトを引き出すことができる。
Boxの最高製品責任者であるディエゴ・デュガキン(Diego Dugatkin)氏は、次のように述べている。
「今日の企業は、コンテンツを安全に保護しながらコラボレーションを実現する必要があります。企業が直面する最大の障壁の1つは、重要な情報を簡単に整理して公開し、社内外を問わず適切な人がアクセスできるようにすることです。そこでBox Hubsの登場です。最新の企業ポリシーが掲載された人事用 Hubから、イネーブルメントのための営業用Hub、デジタル資産のためのマーケティング用Hubまで、Box Hubsは人々の働き方を変革します。さらに、強力なAIモデルをもつBox AIにHubを接続することで、より大きな価値を得ることができます。」
Exact Sciences社でコラボレーションツールのサポートチームマネージャーを務めるマイク・ジョーダン(Mike Jordan)氏は、次のように述べている。
「Exact Sciencesでは、必要な情報にたどり着く方法を変革することに注力しています。Box Hubsは、従業員が自分の仕事やプロジェクトに関連する情報を簡単に見つけられるようにポータルにアクセスできるようにするだけでなく、Boxのアクセス権限を活用して、Hubsの所有者自身がコンテンツへのアクセスを管理することができます。Box AIを利用することで、従業員が長い文書を要約したり、文書に埋もれている重要な情報を見つけたり、複数のフォルダを一気に調べるなどして、必要な情報にすばやくアクセスできるようにするもので、ユーザーに大きな変革をもたらすでしょう。HubsとAIの組み合わせは、より効率的なコラボレーションの新時代へと私たちの組織を後押ししてくれるでしょう。」
Box Hubsの新機能が利用可能に
直感的なコンテンツプレイリスト、設定可能なルック&フィール、ノーコードの作成機能により、Box Hubsはコンテンツの公開を容易にし、従業員が複数のドキュメントから情報を見つけて活用できるようにする。これらの機能により、ユーザーは次のことが可能になる。
- 外部のパートナーや代理店、ベンダーとHubをセキュアに共有し、厳選されたコンテンツへのアクセスを提供することができる。
- Boxのコンテンツ検索ですばやくファイルを特定する。
- Hubへの直接リンク、バニティリンクの作成、ブックマークの追加など、新しい設定を活用できる。
- リハビリテーション法第508条のような米国政府の新しいコンプライアンス要件に対応することが可能。
また、Enterprise Plusプランを利用するユーザーは、Box HubsでBox AI機能を活用し、Hub内のすべてのドキュメントに対して簡単に質問を行い、重要な質問に対して即座に正確な回答を得ることができるほか、透明性を確保するために明記された引用が提供される。