小中高校生を対象とした進学塾を運営する早稲田アカデミーは、「ぼくたちは、AIにならない。AIは、ぼくたちになれない。」をキーメッセージとした企業広告を、校庭篇、教室篇、通学篇の3シリーズで新聞や雑誌を中心に展開する。
同社は、昨年8月にコーポレートマーク・ロゴタイプを一新。今回の企業広告は、「子どもたちがつくる未来」への想いを発信するために企画されたものになっている。
AI(人工知能)の進化によって私たちの暮らしはどんどん豊かになっている一方で、将来、AIに自分の仕事が奪われるかもしれない、といった不安を抱えている人もいる。環境が大きく変化していくなか、AIと共に新たな未来を切り開くことのできる人材を育てることが求められている。同社は、そのために“人間ならではの感性、情感、想像力”を育む本質的な学びが必要であると考え、今回の企業広告において表現した。
コンセプト
同社はこの広告を通じて、これからの時代に求められるのは「感性を育む学び」だと伝える。
子どもたちにさまざまな学びの機会を提供することで、新しい発想や広い視野で未来を切り開いていく人を育むことを広く社会に宣言。ビジュアルでは、俯瞰で捉えた生徒群と何かに気付いた生徒とのコントラストを鮮やかに表現したメッセージ性の高い広告としている。
広告メッセージ
教室篇
ぼくたちは、AIにならない。
AIは、ぼくたちになれない。
AIが進化すれば、ニンゲンは勉強をする必要がなくなるのでしょうか。
たしかにAIは、世の中を変えていくでしょう。
AIは、過去の膨大な情報から学習し、いともカンタンに正確な答えまでも導きだしてくれます。
けれど、ニンゲンは、何もない白紙の状態から創りだすチカラを持っています。
感情を持つからこそ、自由な発想や想像力で、夢に向かって進むのです。
くやしいから努力する、楽しいからやり続ける、まだ起きていないことにわくわくする……、すべてニンゲンの原動力。
そんな感性を育む本質的な学びを大切にしたい。
私たち早稲田アカデミーは、そう考えています。
校庭篇・通学篇
ぼくたちは、AIにならない。
AIは、ぼくたちになれない。
膨大なデータを記憶する、分析して正解を導きだす、といったことは、AIがかるがるとやってくれる世の中になりました。
その精度も速度も、ニンゲンがかなうものではありません。
だからこそ、これからの時代にほんとうに必要な学びを。
それは、新しい発想や広い視野、自分らしい考えかたなど、ニンゲンならではの感性を育む学び。
夢中になる、面白いと思う、くやしいと感じる、うれしくてたまらない……、そんな感受性まで刺激するような本質的な学びを、よりいっそう大切にしたい。
私たち早稲田アカデミーは、そう考えています。
企業広告詳細
新聞
- 日本経済新聞(東京本社版、朝刊)…掲載日:1月8日(水)校庭篇
- 読売新聞(東京本社セット版、朝刊)…掲載日:1月11日(土)教室篇
新幹線車内誌・機内誌
- Wedge(東海道・山陽新幹線グリーン車・車内誌)…掲載日:2月20日(木)校庭篇
- 翼の王国(ANA国内/国際線・機内誌)…掲載日:3月1日(日)通学篇
- SKYWARD(JAL国内線・機内誌)…掲載日:3月1日(日)教室篇
なお、広告制作スタッフは、クリエイティブディレクター/コピーライターに三井明子氏、アートディレクターに増田総成氏、中戸健司氏と大久保佳津江氏がデザイナーを努めた。