GMOペパボとKADOKAWAは、新たなクリエイター支援施策を開始。本施策は、GMOペパボが運営するオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI byGMOペパボ」において、KADOKAWAが提供する「CSP(クリエイターサポートプログラム)」を利用するYouTubeクリエイターに向けたグッズ販売支援をする。
「CSP」を利用中のYouTubeクリエイターは、「SUZURI byGMOペパボ」を活用したオリジナルグッズ作成時に無償でのサンプル提供や、イラストレーターをはじめとするSUZURIクリエイターの紹介(※1) 、「認証バッジ」の付与といった支援を受けられるようになる(※2)。
GMOペパボとKADOKAWAは、これらの支援を通じて、クリエイターの創作活動の幅をさらに広げ、また、視聴者(ファン)のエンゲージメント強化や収益拡大にも貢献していく。
- ※1:紹介料は無料だが、デザイン制作は有料サービス。
- ※2:利用には「SUZURI byGMOペパボ」が定める条件を満たしている必要がある。
CSPとは
「CSP」とは、KADOKAWAがMCN事業者として提供されたシステムを活用、独自の二次利用の管理・収益分配システムを構築し、クリエイターがYouTube等のコンテンツに他社のゲーム・アニメ・コミック・音楽などの著作物を利用したり、自身が創作した著作物(IP)の二次利用(切り抜き含む)を許諾・促進したりすることで、「クリエイター」としてだけでなく「権利者(著作権者)」としても、収益やPRの機会を得られるサービス。
これにより著作物の管理に厳格な各種SNSであっても「創作の連鎖」を生むことが期待できる。また、YouTubeMCNとして、YouTubeの最新アップデート情報の提供、KADOKAWAグループの他事業との連携や、企業タイアップ案件の企画等、クリエイターの創作活動に役立つさまざまなサポート機能を提供している。
本取り組み開始の背景
「SUZURI byGMOペパボ」は、画像をアップロードするだけで50種類以上ものアイテムを作成・販売できるサービス。“つくるは自由だ”をタグラインに掲げ、デジタルコンテンツ販売への対応やコミッション機能の提供、コンテストの開催などを通じ、誰もが創作を楽しみ、アウトプットできる環境を提供し続けることでクリエイターを支援してきた。
また、「SUZURI byGMOペパボ」は「YouTube ショッピング」に対応しているため、グッズ作成後は自身のYouTubeチャンネルにてシームレスにグッズ販売を行うことができる。このことから、SUZURIクリエイターの中には、近年、YouTubeで動画配信を行うYouTubeクリエイターが増加している。
一方、KADOKAWAは、「世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」というコーポレートミッションのもと、クリエイターの活動をサポートする「CSP」の提供をしている。
現在、VTuber・ストリーマーらYouTubeクリエイターをはじめ、アニメ公式や切り抜きなど幅広いチャンネルが「CSP」を活用している。
今回、「SUZURI byGMOペパボ」と「CSP」の連携により、クリエイターのオリジナルグッズを通じた表現活動の幅を広げるとともに、「YouTube ショッピング」の利用によりオリジナルグッズ販売の効率化を図ることで、クリエイターとの中長期的な共創を目指す。
「SUZURI by GMOペパボ」による主な支援内容
サンプルの無償提供
オリジナルグッズのサンプルを無償提供し。提供したサンプルは、YouTube上での販促活動に活用できる。
SUZURIクリエイターとの紹介
イラストレーターなどのクリエイターをマッチング(紹介)し、グッズデザインの制作をサポート。
「認証バッジ」の付与
ショップが本人のものであることを示す「認証バッジ」を付与。「認証バッジ」が付与されると、ショップ名のとなりに青いチェックマークが表示される。信頼性の確保・なりすましを防止し、グッズの販売促進をサポートする。