モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」のWebフォントの機能をアップデートするとともに、より手軽にWebフォントを導入できる新プラン「Webフォント Lite」を提供開始した。

大規模なウェブサイトや複数プロジェクトをリードする方向けの従来のプラン「Webフォント」では、円滑なプロジェクト運用をサポートする機能やプロジェクト作成数が無制限になるなどのアップデートを行った。またウェブサイトに独自性を持たせたい人、新たな表現に挑戦したい人に向けた導入プランとして、新プラン「Webフォント Lite」を提供開始した。
そのほか両プラン共通で月契約が可能になった。人気の高いヒラギノフォントや写研フォント、秀英体ファミリーなどが書体ラインナップに加わったほか、特定の書体で文脈を考慮した連綿体の設定が有効になる。文字の細かい表示調整もできるようになり、ウェブサイトの組版品質も向上する。
モリサワは、今後もサービスの提供を通じ、顧客のウェブサイト上の自由な表現や快適な制作環境を支えていく。
内容
従来のプラン「Webフォント」への機能追加
円滑なプロジェクト運用をサポートする新機能「プロジェクトアクセス制御」を追加したほか、プラン内でのプロジェクト作成数が無制限になり、幅広いウェブプロジェクトで利用が可能になった。
新プラン「Webフォント Lite」の提供
ウェブサイトに独自性を持たせ新たな表現に挑戦したい人への導入プランです。配信方法、配信スピードは従来のプランと同様だが、基本PV数やプロジェクト数などを限定することで、より手軽に導入できる価格設定としている。
「Webフォント」「Webフォント Lite」共通
契約期間に月契約を追加
これまでの年契約だけでなく月契約も選択できるようになった。
選択可能書体の追加
人気の高いヒラギノフォントや写研フォント、秀英体ファミリーなどが選択可能書体に加わった。
文脈を考慮した連綿体への対応
既存書体「みちくさ」「澄月」において、文脈を考慮した連綿体の設定が有効になる。「みちくさ」で連綿表現を利用するには、「スタイルのセット」を有効に設定する必要がある。 一方、「澄月」では「スタイルのセット」で設定を行わなくても、通常の合字処理により一定の連綿表現が自動的に適用される。