洗足学園音楽大学とTikTokが連携 音楽×テクノロジーでTikTok活用の教育プログラムを実施

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2025/07/30 12:00

 洗足学園とTikTok Japanは、洗足学園音楽大学におけるデジタル技術を活用した音楽表現の創出およびショートムービープラットフォーム「TikTok」を中心とするコンテンツ制作力の育成を目的とした教育プログラムの実施に向けて、包括連携協定を締結した。

本連携協定の目的と概要

 音楽を学ぶ学生が実践的かつ創造的なスキルを身につけ、現代社会での発信力を養うため、同協定では「TikTok」プラットフォームを活用。教育とデジタルメディアと学生の音楽能力の融合を図ることで、音楽とテクノロジーをかけ合わせた新たな学びの場を提供する。

 TikTok Japanが大学法人と包括連携協定を結ぶのは今回が初めてで、大学生・大学院生を対象とした教育プログラムとして、「TikTok」を活用した教育に向けた試みとなる。

TikTok Japan執行役員 公共政策本部長・安永修章氏(左)洗足学園 法人本部長・前田英三郎氏(右)
TikTok Japan執行役員 公共政策本部長・安永修章氏(左)と洗足学園 法人本部長・前田英三郎氏(右)

教育現場における具体的な連携内容

  • TikTokクリエイターやTikTok Japan講師による特別講義の実施
  • TikTokを活用した授業・研究活動への支援
  • 学生によるデジタルコンテンツ制作の奨励とサポート
  • 教育・研究成果の発信強化(動画制作支援など)
  • 教職員向けの最新技術研修
  • キャリア支援イベントへの協力、進学説明会への参画
  • 両者による共同研究および開発プロジェクトの実施
  • 双方の専門性を活かした情報交換と継続的な交流

 今後は、最新の映像技術やコンテンツ分析ノウハウも教育に取り入れ、キャリア育成・メディアリテラシー教育の一環としても連携を拡大していく見通し。TikTok上での発信を通じて、学生の個性や創造性を社会に向けて届ける環境構築を目指す。