MetaMoJiは、リアルタイム授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」に、 モリサワのUDデジタル教科書体を搭載すると発表。 同書体は、 「MetaMoJi ClassRoom」 iPad版、 Windows 版、 Chromebook版のすべてのラインアップに搭載され、 2020年7月より提供開始予定。
文部科学省が主導する「GIGAスクール構想」でも語られているとおり、 学校において急速にPC/タブレットの普及が進行。 同社によれば、その普及に向けて大きな課題になっているのがフォントとのこと。PCやタブレット端末上に表示されるフォントは、 学習指導要領に準拠するだけでなく、 読みやすさ、 教えやすさに配慮することが求められている。
モリサワのUDデジタル教科書体は、 学習指導要領にある「代表的な字形」に準拠したフォント。 手の動きを重視したデザインでありながらも、 一般的な教科書より線の強弱を抑え、 より多くの人が読みやすくなるように工夫されている。
長年にわたり日本語の入力・編集環境の強化に取り組んでいるMetaMoJiでは、 今回のモリサワUDデジタル教科書体フォントの搭載により、 公教育に必要不可欠な学習環境をiPad、 Windows、 Chromebookすべての主要モバイル端末用に提供。
加えてMetaMoJi ClassRoomでは、 異なるOS上の文書でも各行の文字数やページごとのレイアウトが同期されるため、 先生がWindows、 生徒がChromebookやiPadといった混在環境でもまったく同じ文書を見ることが可能になる。