タカショーとKDDI、ガーデン・エクステリア領域DX化推進 スマートグラスでデジタルショールーム化へ

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2021/08/23 06:00

 ガーデンライフスタイルメーカーであるタカショーは、ガーデン・エクステリア施工店・ハウスメーカー・工務店・リフォーム業者などが、ガーデン・エクステリア領域において、お施主への家と庭の空間提案を容易にするデジタルトランスフォーメーションの取り組みをKDDIと推進することを発表した。第1弾として、新たに開発したXR体験アプリ『メタバガーデン for MRグラス』を2021年9月初旬(予定)より配信する。​

『メタバガーデン for MRグラス』利用時 イメージ
『メタバガーデン for MRグラス』利用時 イメージ

 同アプリを活用することで、自社ショールームや展示スペースがなくてもスマートグラスを通じてバーチャル化された同社のさまざまなガーデン・エクステリア商品を配置し、施工後の完成イメージをMRでシミュレーションすることが可能に。いつでも、どこでも、好きな空間で、リアルとデジタルが融合したリアリティのある体験ができるデジタルショールームを実現する。

 業者おいては、新商品が追加されるたびに行っていた、ショールームや展示スペースの改装時に出る廃棄物やコストを抑えることができ、環境保全やSDGsの取り組みとしても活用可能。さらに施主においては、完成後の施工空間をより具体的にイメージすることができ、XRによる新しい顧客体験ができる。

 同アプリの特徴は次のとおり。

5つのカテゴリーによる多種多様なアイテムが設置可能

 「フェンス・スクリーン」、「ガーデンファニチャー」、「車庫まわり」、「ファサード」、「お庭」の5つのカテゴリーによるさまざまな商品データをクラウド上に収録。好きな空間に同社商品を容易な操作で設置することで、デジタルショールームを実現する。

さまざまな角度からシミュレーション

 好きな空間にAR/MR上で設置されたアイテムは、さまざまな角度から細部にわたって確認可能。

AR/MR上で3Dのガーデンファニチャーを現実空間に設置
AR/MR上で3Dのガーデンファニチャーを現実空間に設置

サイズやカラーも容易に選択

 指定サイズを選ぶことができ、また豊富なカラーバリエーションからカラーも選択可能。アプリ上で設置したアイテムは、別カラーも容易に選択し変更することができる。また、選んだアイテムの概算金額もアプリ内で確認できるので予算に合わせてシミュレーションできる。