NappsTechnologies、Figmaデザインデータをアプリに自動変換し仮説検証可能なプラットフォームのα版提供

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2021/09/21 06:00

 NappsTechnologiesは、「Figma」のデザインデータをアプリに自動変換し、UXデザイナーだけでアプリの仮説検証ができる、仮説検証プラットフォーム「MagicInstructions2・α版」の提供を開始した。α版期間中は無料で利用することができる。

 MagicInstructions2は、Figmaのデザインデータから自動的にアプリを作成することで、仮説検証をリードするUXデザイナーだけで、プロダクトの仮説検証を始められる仮説検証プラットフォーム。これまで開発者によるプログラミングを必要としたプロダクト開発をデザイナーだけで行うことで、プロダクトの仮説検証を高速化することができる。

 同プラットフォームのメリットは、次のとおり。

Figmaのデザインデータから自動的にアプリを作成

 これまで、エンジニアによる実装作業や専用のエディターを使った構築作業が必要で、1週間程度かかっていた画面の構築を、Figmaファイルから自動でアプリを作成することで、時間を大幅に短縮可能。Figmaファイルを編集することで、柔軟に画面を変更し、ユーザの反応に応じて仮説をスピーディに検証できる。

データベースを自動で作成

 開発知識の無いUXデザイナーには難しい「データベース設計」を、データベースとリンクしたい箇所を選択するだけで、Figmaファイルを解析し、自動でデータベースを作成。MagicInstructionsが作成したデータベースはGoogleスプレッドシートにて確認できる。

コンポーネントを選択するだけでロジックを追加可能

 通常の開発では、エンジニアによる開発作業が必要なデータベースへの保存や、ポップアップ表示などアプリケーションのロジックを、コンポーネントを選択しプラグインを設定するだけで、プログラミング不要で自由に追加できる。プラグインは随時追加予定とのこと。